テヒョンside
ナムジュニヒョンがそう言うと
焦っている様子のあなたさん。
ご、合コン!?
あ、え?
別に好きじゃないし
気にしてもないのに
このモヤモヤと嫉妬するのは何故だろう
他の男に取られたら…?
自分のモノでもないのにそう考えてしまう
なんか、、
調子が狂う。
マネヒョンが少しどうしたの?
という顔でこちらを見てくる
仕事に集中できない……
ジミナの声が少し途切れるくらいで僕は走り始めて
急いで楽屋に戻ってみると
もう既にあなたさんは居なくなっていた。
誰もいない楽屋に僕の声が微かに響いた
それでも僕は
走り回って
ようやく君を
見つけた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!