第12話

🍀
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2021/08/03 02:45



















騒ぎが一段落してから飛貴に人気のない廊下に連れ込まれた。

















飛貴
飛貴
、、、てか、アイツ誰?
(なまえ)
あなた
、、、合コンで一緒だった人で、ウチらがラブホから出てきたのたまたま見たって、、、
飛貴
飛貴
、、、めんどくせぇな、
(なまえ)
あなた
、、、しばらく、会うのやめよ、
飛貴
飛貴
、、、なんで?
(なまえ)
あなた
、、、だって、セフレなんて噂先生達にも聞かれたらそれこそ面倒臭い事になるじゃん、
飛貴
飛貴
、、、
(なまえ)
あなた
、、、もうチャイム鳴るし教室戻るね、

















まだなにか言いたそうな飛貴を残して教室へ急いで戻った。















案の定、クラスに戻ると私達の噂で持ち切りでジロジロ白い目で見られた。















午前の授業を何とか乗り越えて昼休みは屋上で食べる事にした。















さら
さら
あなた、大丈夫?顔色悪いよ?
(なまえ)
あなた
、、、大丈夫だよ、笑
さら
さら
、、、ねぇ、これを機会に浮所と
そういう関係辞めたら?
(なまえ)
あなた
、、、分かってるけど、、、っ、
さら
さら
、、、まぁ、浮所も浮所でこんな状態のあなた、ほっとけないもんなぁ
(なまえ)
あなた
え?
ななか
ななか
あ、いたいた、あなたちゃんだよね
(なまえ)
あなた
、、え?はい、
ななか
ななか
飛貴があなたちゃん呼んできてって言ってて、
4階の資料室で待ってるよ
(なまえ)
あなた
、、、分かった、ありがとう、
さら
さら
、、、じゃあ、先に教室戻ってるね
(なまえ)
あなた
うん














急いで4階の資料室へ向かう。



















少し緊張しながらゆっくり扉を開ける。




















(なまえ)
あなた
、、、飛貴、?















返事がない。

















寝てるのかもしれない。


















私は資料室の中へ踏み込んだ。

















すると後ろでドアが勢いよく閉まった。


















(なまえ)
あなた
、、、え、?
(なまえ)
あなた
、、、ちょっと、誰か、!


















ドアは外から鍵をかけられた。

















すると、ドアの外で女の子達の笑い声が聞こえた。


















、、、はめられた。

















さっき飛貴が呼んでるって言ってた子は飛貴によくくっついてた子だ。


















あの噂を聞いて怒ってたんだ。


















いきなり背後から声がした。






















龍斗
龍斗
、、、なんでお前ここにいるんだ?


















最悪だ

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