軽音部の皆さんの告白シチュ(勝手に)です。本編とは全く関係ありません!!ごめんなさい!!次回からは本編ですので…
それではお楽しみください!!
*⑅︎୨୧┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎୨୧⑅︎*
うらたsdey
『私は一人、屋上で勉強をしていた。
「あなたせーんっぱい!こんな所で問題集…?クラスにお友達いないんですか??」
「う-ん…まぁ、笑」
私は苦笑いを浮かべる。
うらたくんは学校内の人気者。
そんな人気者さんと仲がいいから…
クラスの子たちは私を避けてくる。
「どれどれ…。」
と、覗き込んでくるうらたくん。
「いやでも、これ3年生のだよ…??」
「答えは17。ですよね?」
スラスラと解いていくうらたくん。
「えっ、凄いね。出来るんだぁ…。」
えへへっと、笑っている。
可愛いなぁ…
「僕だって、テストは毎回トップに入れるよう頑張ってるんですよ!」
トップどころか…先輩も抜かせますよ。笑
あ、そんなことは置いておいて…
「そうだ、うらたくん。どうして私のとこ来たの…?折角の昼休みなのに…」
「…今言わないとダメですか?」
「いやっ…別に大丈夫だけど…」
うらたくんはあーとかぅーとか小声で言いながら…改めて私の方に向き直した。
「…簡潔に言うと先輩に会いたかったからです。」
私に会いたかった…??
「うん…?ありがとう 笑」
「えーっと…そういう事じゃなくて…」
私にはちゃんと意味が伝わっていなかったみたいだ。
「ん、…?」
「…先輩が好きだから、…会いに来たんです!」
"先輩が好きだから"
「…うそ…でしょ…?笑」
「本気です…僕、あなた先輩のことずっと好きでした…!受験前にごめんなさい…良かったら付き合ってください…!!」
顔を赤く染めて真剣な顔で見つめられる。
告白の答え…??
そんなのyesに決まってる─────』
*⑅︎୨୧┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎୨୧⑅︎*
志麻sdey
『 やっと放課後。今日も疲れたなぁ。。
「あなた〜、かーえろっ?」
声をかけてきたのは隣の席の志麻くん。
誰にでもフレンドリーで、
みんなが思うイケメン。
クラスでも人気者なんだけど…
「えー、またあなたちゃんと帰るの〜?」
クラスの女子から不満の声があがる。
特に花音ちゃんや風夏ちゃん。
1年生から志麻くんのこと好きなんだよね。
なのに私とばっかり帰ってるんだから…
そりゃそうだよね 笑
「私…図書室で勉強するから…志麻くん。先帰ってて…?」
嘘だけど…今はそう言うしかない。
すると志麻くんは明らかに不機嫌な顔になった。
「…なんで嘘つくん?今日も一緒に帰ろ言うたやんか。あなた、勉強して帰るの遅なったこともないやん。」
全部お見通しだったのね…
でもしょうがないの…
「ほらっ、あなたちゃんもこう言ってるし。今日は私たちと帰ろ?」
花音ちゃんはすでに志麻くんの腕を掴んでいた。
私は荷物を持って教室を出ようとしていた。
すると…
グイッと後ろから手を引き止められた。
「なぁ…まだ話終わっとらんよな?」
みんなが見てるのに平然と顔を近づけられる。
「しょうがないじゃん…私だって一緒に帰りたいけど…付き合ってもないのに…」
私は思っていたことをそのまま口にした。
「…確かにな。でも俺はあなたのこと好きやもん。一緒に帰りたいに決まっとるやろ。」
…えっ、今サラっと好きって…
クラスのみんなも今までの過程を見ていた。
ざわざわとし始めたとき。
「あなたは?俺のこと好きやないん??」
「…好き。」
顔を背けながら私は答えた。
「っー事で、こいつ俺の彼女なんで。もうあなた以外と帰ったりせーへんから。男子も手-出すなよ?」
そう言って教室を出た。
私の手を引いて。
ドキドキしちゃうじゃん…。』
今回はうらしま編でした!!
次回はさかせんです!…
そのまた次回は本編です!
ごめんなさい!!🙏💦
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。