第11話

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2021/03/22 04:08
今日は妖夢が来る日です。
夜蛾正道
入ってこい
ガラガラと音を鳴らしてドアが開いた。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
斬れぬものなど、あんまりない!魂魄妖夢です。よろしく。
斬れぬものなど、あんまりないってまだ使ってたんだね。
家入硝子
家入硝子
私は家入硝子。よろしくね。
私の時と同じように自己紹介をしていく。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
はい。よろしくお願いします。
家入硝子
家入硝子
あと敬語とって、硝子呼びね。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
敬語は癖のようなものですが、、頑張って外すようにしますね。硝子さん。
家入硝子
家入硝子
さん…。まぁいいか。
どこかで見たことあるような会話してるな。
妖夢の敬語は難しいだろうな。私の時も敬語とるの1年はかかったし。
夏油傑
夏油傑
夏油傑だ。よろしくね。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
よろしくお願いします。(前髪変…)
今妖夢前髪変だなぁって思っただろうな。
なんであんな前髪なんだろうね。
カッコイイとかチャームポイントとか思ってたらちょっと面白いよね。
五条悟
五条悟
……五条悟。
薄々思ってたけどこいつツンデレだな。好きな子には意地悪しちゃう幼稚、小学生タイプだ。でかい子供だな。
ちなみにツンデレという言葉は早苗に教えてもらった。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
よろしくお願いします。
家入硝子
家入硝子
そういえば、斬れぬものなど、あんまりないって言ってたけど、具体的にどんなものが斬れるの?
魂魄妖夢
魂魄妖夢
具体的……そうですね、魂とかも斬れますよ。
あなた
岩とかも斬れるよ。
「今日岩を斬りたい気分で斬りに行くけど来る?」と言われた。岩を斬りたい気分ってなんだって思ったけど面白そうだからついて行った。「妖怪の山に大きい岩があるから斬りに行くの」とさっきの言葉に付け加えるように言った。少ししたらその大きい岩があった。思ってたよりも大きくてちょっとビビった()。「じゃあ斬るね」そう言った瞬間その岩は木っ端微塵になっていた。振り向いた妖夢のその笑顔は美しかった。その瞬間から私は妖夢に逆らわないと決めた。
もう結構前の話だが、私は今でも覚えている。あの妖夢の清々しいほどの笑顔を。あとからきいたのだが、幽々子が夕飯の食材を買っても買っても、夕飯を作る前に食べてしまってお金が無くなってしまいストレスが溜まっていたそうだ。あと宴会のために作っていた食事も幽々子が食べてしまってムカついていたそうだ。幽々子食べ過ぎじゃないか?
懐かしいなぁ。
家入硝子
家入硝子
岩斬れるってすごくね?
あなた
私が瞬きした瞬間に木っ端微塵だったよ。
五条悟
五条悟
怖ぇ。
夏油傑
夏油傑
確かに怖いけど言っちゃダメだろ悟。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
いやあれは…、ちょっとストレスが溜まってて、、!
なんか、平和だなぁ。というか五条、私の時は突っかかってきたのに妖夢の時はしないってどういうことだ?そうか、私のことが好きなのだな。そうかそうか。仕方ないやつだなぁ!………虚しくなるからやめよ…。






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