蘭『とりあえず家行くか』
竜『暑いしな、外』
この人たちの家めっちゃ豪華なんだよね、キラッキラ羨ましいよ
蘭『あなたー?いいかー?』
あなた『ん?』
待て聞いてなかった
蘭『これから家帰るけどどこかよってく?』
あなた『あー、んやいいわ』
竜『ん』
ちゃっかり竜胆が袋持ってくれました。やっさしぃー
あ、なんで高三なのにこんな態度かって言うと。
最初は敬語で話してたんだけどさ?蘭たちが何か肩苦しいからそれやめろってさ
肩苦しいってなんやねん、知るか
とまぁ、灰谷ハウス到着
よく中二の時とかは結構おじゃまさせてもらってたなー
この2人はねさっき言ったようにお兄ちゃんのような人たちだから思いっきり甘えられるの。いつだか1日中引っ付いてたこともあったっけ
その他にも色々辛いことがあったり、疲れた時には結構構ってもらってた、自分を気取らないで済むから楽
だから結構この2人は自分の中の不良リストの中で上位だよね。いや1位か
蘭『あなたーアイス食うー?』
あなた『いるー!ハーゲン!』
蘭『はいはい。』
蘭『ん』
あなた『サンキュー』
服とか片付けてた竜胆がソファーの下に座ってスマホをいじりながらアイスを食べ始めたので
竜胆はソファーに座るよりこっちの方が楽らしい
竜胆の胡座をかいて座ってる足を叩き、するとこっちをチラッと見たあと足を広げてくれたのでそこに座る
蘭『なんか見るー?』
あなた『なんか面白いやつやってるー?この時間』
竜『映画でも見れば?こないだ兄貴新しいの買ってたじゃん』
あなた『何それみたい!!』
蘭『いいけど怖いぞ?お前怖いのいけたっけ?』
あなた『んーまあまあいけるっちゃいける』
竜『じゃー見れば?俺も見てみたいし』
んな事で3人でごわぁいやつを見ているとなんかウトウトしちゃってさ
目ー擦ってたら
蘭『何怖い笑?』
あなた『んー違う〜......』
竜『......兄ちゃん布団、あなた?こっち向いて寝た方が体制楽だぞ?』
テレビの方向いていた方から竜胆の方に体を向けて抱っこされるようなの感じで寄りかかってるとすぐにもっと睡魔が襲ってきて寝ちゃったんだよね
で起きたら竜胆はあの体制のまま動かないでくれたみたいであの体制のまま寝てた、
一方蘭はスマホをいじってたみたいで私が起きたことに築くと、スマホを置いて
蘭『そいつずっと動いてないから多分体いてーと思うからこっちおいで』
って言われて蘭の方に同じような格好でも座って、蘭の首筋に顔を埋めた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!