第59話

我慢出来なくて🔞
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2022/01/18 19:24
小「きよちゃん何も言わないから、それはちょっと怖かったけど…」

小「僕、気持ち良くなっちゃって怖かったんだもん…何で気持ち良いのかも、気持ち良くなっていい事なのかも分からなくて」


清「中学生相手にやりすぎた…後からヤバいって思ったんやけど…」

その時の事を思い出すと恥ずかしい

多分俺1人ですごく興奮してたと思うから


でも、行為自体が嫌ではなかったと知れて心底安心した

再会した時にこたが笑顔だったから、内心

なんで?逃げたくせに…嫌なんやろ?…今度こそあの時の事、何か言われるかも…

そんな風に少し怯えていたから


小「最近きよちゃんに色々教えてもらって、こんなえっちな事してたんだ!って笑」

こたは変わらない

昔から無邪気に笑って甘えて、俺の手の中に納めておきたいと思ってしまう魅力がある



小「あっ!そうだ、きょうやさんに何言ったの?甘ったれって僕怒られたけど…」

ぷくっと唇を突き出して俺の顔を覗き込む

清「オナニーも1人で出来なくて俺がやってあげてた、って言った」

小「もー!そんな事言わないでよー!」

清「ええやん、ほんまにしてたんだから…あいつもそれで呆れて諦めてくれたし」

真っ赤になって背中を叩かれたけど、そんな事出来るのは俺だけだと思うと、一種の自慢のように誇らしくさえ思えた


清「もう他のやつとそんな事したらあかんで?」





清「じゃあまた明日な」

小「…うん」

清「そんな寂しそうな顔すんなよ」

離したくなくなるやん…


小「バイバイのちゅーも出来ない…」

清「ここじゃ無理やろ」

小「んー…そうだけど明日も現地集合現地解散じゃん」

清「…」


俺が黙って歩き出し、改札付近を通り過ぎると

小「どこ行くの?」

清「…トイレ」

追ってくる足音が軽く感じるのは気のせいか



小「んっ…」

狭い個室にこたを押し込み鍵を掛け、腰を引き寄せ唇を奪う

声が出せない代わりに俺の腕を掴む指先に力が入り、待ち望んでいた行為を必死に受け止めるこた

小「んっ…ハァッ…ハアッ」

何度も何度も舌を絡め合い、息遣いだけが狭いトイレに響く

抱きしめた腰がいやらしく動き出し、俺は唇を離す

ズボンを下ろしてやると肩を叩かれ、ここで?とジェスチャーされる

こたを見上げながらモノをそっと掴んで、ここでするんだよ、と言えない代わりに口に咥えて見せつける

ビクッと腰が動き、気持ち良さそうな顔を見せるこた

誰もいないのを物音がないことで感じて、勢いよく扱く

ジュポジュポと静かな空間に卑猥な音が響くとまた肩を叩かれるけれど、今なら大丈夫だと思って続ける

小「ふ、ぅっ…ハァハァ…っ…」

口の中で浮いた血管が分かる程に固く勃ち上がり

扱くたびにこたの足がガクガクと震えてくる

小「も、だめ…ハァハァ…っ!」

小さな声が聞こえたと思ったら、肩に寄りかかるようにしながら

俺の頭を押さえつけて一気に精が吐き出された




小「え…」

トイレから押し出され、戸惑うように外へ出るこた

小「…きよちゃんは?」

清「俺はまた今度な」

小「僕もするのに…」

清「もう時間やから、ほら行かな」


カッコつけたけど、自分だって勃ってたから、カバンで股間を隠して歩いてる

次の機会には思う存分…

そんな事を考えながら帰路についた





ライブ会場も人がちゃんと入るようになり、YouTubeも順調に再生回数が増えていく

きよこたの人気も不動のものになり、プライベートではひっそりと…


小「きよちゃーん」

俺がレッスンの休憩で床に寝転がると、当たり前のようにお腹の上に頭を乗せて休憩をしてくるこた

三「また来たなー」

隣であぐらをかいて水を飲むみなとに言われるけど

小「いいんだもーん、きよちゃんのお腹は僕の枕なの」

小「ねえねえ、写真撮るよー!」

寝転がったまま顔だけこたのカメラに目を向ける


三「好き放題してんなー」

みなとが俺の顔を見るから

清「前からやん…」

その一言で納得される

ひっそりと、なのかは分からないけど、こんな調子で市川くん以外のメンバーには特に報告する事なく過ごしていた





小「あ、あぁ!…そこっ、だめぇ!」

清「ココがええんやろ?…ん…んっ!」

狙った所を突き、擦って、乱れるこたの身体を堪能する

小「はぁ、んっ!…あぁっ!…あぁ、もうイッちゃう!」


時間があればセックスをして、愛を確かめ合う

小「ふふ、きよちゃん大好き…」

安らかに俺の腕の中で眠るこた

そっと唇にキスを落とす…


本当に忙しい中、怖いくらい順調に何もかもが上手くいっていた


まさか自分がこたから拒まれるなんて


考えもしなかった


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