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2022/01/23

第60話

秘密が見えた
小「うわぁ!」

清「っ、こっちがびっくりした!そんな驚くなよ」


ガチャ
慶「どうした!?」

声に驚いたのか、市川くんがノックなしでドアで開ける


慶「…イチャイチャか、驚かすかなよ」

清「や、こたが驚きすぎなんやって…」

メイク用品をポーチにしまうこたの後ろからハグしただけなのに、市川くんにもくっついてる所を見られてしまう


清「何か用やった?」

そっと腕を外しながら聞く

慶「時間だから様子見に来ただけ」

小「もうちょっと!」



小「市川くんに見られちゃったね!」

ドアが閉まるとニコニコと笑って振り返るこた

清「お前があんな声出すから…」

小「ふふっ…今日は帰る日だからちゅーしてから行こう?」

昨日はこたが市川くん達と出掛けて泊まってきたから、一緒に寝ていない

寂しい気持ちもいつもの日曜日より大きくて

清「膝、おいで」

こたを膝に乗せて抱きしめる


清「…いつもと違う匂いやな」

小「…シャンプーもボディーソープも僕のじゃないから」

清「こたは酒飲んでないよな?」

市川くんはしっかりしてるから大丈夫とは思うけど念のため聞く

小「全く!僕はオレンジジュースとか豆乳だよ」


早く、と言わんばかりにこたが顔を近づけて

小「ん…」

大きな目が閉じて、唇を差し出してくる

チュッチュと音を立て唇を味わってから、ゆっくりと舌を入れる


小「んー!呼ばれてるからこれ以上ダメっ」

清「…こたが支度遅いから!」

離れようとするこたの首を捕まえようとするけど

小「嫌だってー!最近きよちゃん色々激しすぎ!」

…はあ!?





レッスン場に着いてもこたは他のメンバーと喋って俺のとこに来ない

…自分がキスしよって言ってきたくせに!

大体今まで何も言わなかったのに、急に激しすぎるなんて言い出して


…え?激しすぎた?

いや、それは仕方なくない?週末しかチャンスないんやし

でも…ちょっとしつこすぎた?

確かにそういう時の夜は、何度も何度もこたを味わって、お互いヘトヘトになるまでセックスしていた

何も問題ないと思ってたけど…






レッスンの後は雑誌の取材とその撮影だった

清「こたはダンスが1番上手いし、歌も声も独特で聞きやすい!」

お互いの良い所を言い合う場面で、こたの時に俺は1番に発言した

チラッと目をやると、こたは恥ずかしそうに、でも嬉しそうな顔を見せる

最後の俺の番になると

小「きよちゃんは顔も整ってるし、何でも出来る人です!ファンにもめちゃくちゃ人気あります!」

真っ先に俺を褒めるこた

(実際の雑誌を参照)

…めっちゃ褒めてくれるやん

単純な俺は出掛ける時の事も忘れて、嬉しくてニヤけを抑えるのに大変だった





小「きよちゃん、送って」

取材が終わるとすぐに俺のとこへ来るこた

清「今日はさっちゃんが一緒やろ?」

小「…んー、まだ一緒に居たいもん」

小声で呟いて俺を見るこた

…寂しそうな顔が可愛すぎるんやけど!


清「はいはい、じゃ3人で行こ」

内心テンション上がったけど

表に出さずにぶっきらぼうに答える



さ「あれ?きよちゃん送ってくれるの?」

清「もう日が暮れるのも早くなって真っ暗やし」

さ「ふふ、ありがとう!」

俺がしつこかったのか気になるけど、さっちゃんの前で聞く訳にもいかない

駅まで送ってから、帰り道にLINEする

清『激しすぎって、回数減らせばええの?』

唐突だけどあまり詳しく書くのも気が引けて、これで送信する


小『まぁ…暫く休憩してもいいかな』

休憩?

…休憩って何?

全くしないって事?

清『何それ?暫くナシって事?』


小『うーん、よく分かんないけど』

いや、分からんの俺やって!

何で前触れなくそんな事になんの?

俺、何か嫌がる事した?


考えても自分の中ではセックス中にこたが言う『嫌』とか『ダメ』とか『無理』は言ってるだけでノーの意味ではないと解釈してるし、本気の嫌がりはしてないはずだ

まぁ、少し…少しだけ様子を見るか…

余り自信がないけど、仕方ない…





翌日、大学を終えてこたに連絡し、待ち合わせて一緒にレッスンに向かう

小「忙しいのは月曜日も火曜日も一緒なんだけど、何か月曜日って疲れちゃう」

清「毎日行き来してるからな」

小「でも、もう少ししたら東京にいる事が増えるよ、僕進学しないし」

…そっか、もうそんな時期か

清「こっち来るのはええけど、うっかり単位取れなくて卒業出来ないなんて事にならんようにな」

つい親のような事を言ってしまう

小「大丈夫だよー!ちゃんと先生と話したんだから」





ダンスレッスンの時だった

毎回ペアを組んで腹筋などを行う

俺はこたと組むことが多く、今日もペアになった

清「ハァハァ…しんどっ」

こたの足を押さえながら息を整えていると、先生の合図でこた達が腹筋を始める


…ん?


え…?



それ、キスマ!?



こたのTシャツから胸元が少し見え、赤い痕が見えた