第5話

🐺
6,219
2021/08/05 09:00
灰谷蘭
(あなたと竜胆の寝顔、まじで癒されるわぁ)
(あ、竜胆起きた)
灰谷竜胆
(あなたの寝顔、めっちゃ癒し)
灰谷蘭
ほっぺ(*σ・ω・。)σ ツンツンツンツン
灰谷竜胆
ほっぺ(。・ω・)σ゙ ツンツン
あなた
(´-ω-)んむぅ…
何か違和感がして、目を覚ました

普段だったら、絶対起こされる前に起きないんだけどなぁ

やけに、スッキリ寝れた気がする…
あなた
ふわぁぁo。.(  ´O`)
灰谷蘭
おはよ♡あなた
あなた
ぉはよ…蘭、竜胆
灰谷竜胆
昼だけどな
あなた
だからか
めっちゃスッキリ寝れた(笑)
灰谷蘭
竜胆〜お腹減った〜
灰谷竜胆
はいはい
あなたは何食べる?
あなた
ん〜、いや、私はいいよ















.









あなた
仲直りしたいし(*´∀`*)
灰谷蘭
えぇぇ…もう帰るのぉ?
あなた
うん
ベットから出て、自分の服を着た
灰谷竜胆
服はこっちで洗濯しとくわ
あなた
ごめんね?
ありがとう(*'▽')
灰谷竜胆
…おう///
(洗わねぇでおこう)


まだベットにいる竜胆にさっきまで着ていた服を渡した



















あなた
じゃあ、また逢う日まで
灰谷蘭
うん、またねー!
灰谷竜胆
またな、あなた


























🐺🐺🌙🐺🐺











少し、私について話をしようか











私は生まれた時から、" 何もなかった " んだ






普通、人間だったら性別を見分ける臓器があるはずだ


普通、健康に育てられる環境があるはずだ


普通、親からの愛があるはずだ


普通、名前があるはずだ


ほかにも、普通ならあるモノが、私には無かった








先天性臓器欠陥病



生まれつき何かしら臓器が無い病気の事






私はその病気を患っていた

私は、性別を区別する臓器が無かった

まあ、身体的性別が無い



そのせいで、って言いたくないけど実際はそう




ネグレクト、虐待を受けていた











最終的には、3歳で捨てられた






だから、実の親が無くなった


そして、生きられる場所もなくなった











そんな私を拾ってくれたのが、佐野真一郎



真一郎は私にいろんなモノを与えてくれた


まずは、居場所


そして、名前


それから、









愛情






他にもいろいろなモノを、私にくれた


弟の万次郎やイザナ、妹のエマ


喧嘩の仕方やバイクの事




真一郎には感謝してもしきれないぐらいのことをしてもらった



















でも、私が18歳の時に事件が起きた






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