あれから、どのくらい経ったのだろう
私は、何なんだろう
私は
本当に
悟にぃの
本当は知っていた
昔の自分が、何をしたのか
悟にぃが助けてくれなければ、私は今頃天の上だ
偽りの自分を作ってまで
この世界にいる必要はあるのだろうか
ならば私がやることは一つ
事態は悪い方へ進んでいくばかりで
自分たちの無力さに頭を垂れるしかなかった
このとき、更に深く絶望に落ちることも知らずに
その瞬間
全てが終わり
多くの謎を残したまま
世界は闇へと落ちていった
一人の少女により
呪霊も人も
生きられない世界へと進み始める
はずだった
第一章END__
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者です
無事、第一章が終了しました
ここまで本当にありがとうございました
この作品の第一章に、疑問を今いた方も多いと思います
第二章ですべて完結となりますので引き続きよろしくです!!!
第二章をご期待ください
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!