第31話

一難去ってまた一難
5,030
2019/07/04 13:55




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よしっ!!!騙せた!!!!!!


なんてそうそう上手くはいかず 、


京本くんも勘付いたようでいきなり


佐藤くんに飛びかかろうとした 。


いきなりやったから佐藤くんも佐藤くんで


防御体制が出来ずらいと思ったから 、


ほんまにギリッギリのところで


京本くんの両腕を掴んで止めた 。



































































佐藤「 っ 、、、あなたちゃんっ 、?!」



『 だ 、大丈夫?!笑 』



佐藤「 いやっ 、!俺は全然いいのに 、!」



京本「 … なに 、女喧嘩できんの?」



『 っ女じゃなくて平野あなたです 』



京本「 ブスでも喧嘩は出来るんだ 」



『 平野あなた!!!!!』



京本「 バカ 」



『 平野あなたって言うてんやろ!!!!』



京本「 … はいはい 、平野あなたね 。
覚えた覚えた 。バカで口軽なあなたちゃんっ 」



『 なっ 、!!!!』


















































































そう言って京本くんは私の手を振り払い


元に戻っていった 。… さすがトップだけ


あって 、腕がビクともせんかったわ 笑





























































































田中「 … 少し 、弱くなった?」



『 は?バカにしてん?強いし?!』



「 この前俺に負けたのに?笑 」



『 っ紫耀!』




































































私の肩に腕を置いてきた少し傷だらけの紫耀 。


後ろをチラ見するとほぼ片付け終わってて


神山くんたちも傷の手当てをしてた 。


いや 、早くね 。さすがかよ ←





































































田中「 おまっ 、紫耀?!
おっきくなったな〜!!!」



平野「 樹くんお久しぶりです〜!
なんか親戚のお兄ちゃんみたいな感覚 笑 」



田中「 まあいとこだからある意味な 笑 」



『 あーっ 、、、』



平野「 … あ 。そうだ 、樹くん 」



田中「 ん?」



『 えっ 、ちょ 、紫耀?』



平野「 僕と樹くん 、いとこじゃないんですよ 」



『 あっ 、言っちゃうのね〜 、、、』



田中「 … え?笑 」



森本「 そもそも話に
ついていけない俺らとは 」←



ジェシー「 こいつ誰 」←



髙地「 黙って見てよう?( ) 」



平野「 僕 、養子らしいんですよね〜 。
あなたともオトンともオカンとも
血繋がってない 。改めて聞くと
まあ意外と心に来ますけど 」



田中「 え 、だから俺と紫耀はいとこ
じゃないの?俺とあなたはいとこ?」



『 私と樹はいとこなんやけど 、
紫耀は血繋がってないから違うっていう 、』



田中「 … んだよそれ 、
なに?紫耀は血繋がってなくていいの?」



平野「 … ほんまは嫌ですよ?つか
そもそもその事黙ってた事自体ムカついたし 」



『 … 』



平野「 でも 、養子の俺を育ててきて 、
一緒にいてくれたのはやっぱ家族ですから 。
血繋がっていようがいなかろうが 、
誰に何を言われても 、あなたの双子は俺です 」












































































そうやって笑顔で樹に言う紫耀 。


… なんやねん 、清々しい顔で言いおって 。


やっぱり私しか紫耀の双子務まらんわあ 笑








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