『 今日は、どこ行くの??? 』
慎太郎「 ん?教えてほしい? 」
『 え〜笑 どーしよー 』
慎太郎「 そーいやー、さ? 」
『 ? 』
少し悩んでる慎くん。
慎太郎「 松村…ってやつ大丈夫? 」
ふふッ♡
嫉妬してるんだッ嬉しい!
ちょっと、イジワルしちゃお〜笑笑
『 …あのね。実は… 』
『 北斗のこと、好きになっちゃったの。 』
顔色を変える慎くん。
あ、ちょっとやりすぎちゃったかな?
『 うそうそッ!あなたが好きなのは慎くんだけ! 』
慎太郎「 もう、おどかすなよ〜 」
そんなこんなで、今日もいつも通りだけど、
スペシャルなデートを終了する…と
慎太郎「 ねえ、待って。 」
『 ? 』
帰ろうとした瞬間、手を取られる。
慎太郎「 …もうひとつ行きたい場所、ある。 」
もちろん!行くしかない!
『 うんッ!いこいこ〜! 』
すると、指を刺す。
慎太郎「 あそこ…でもいい? 」
指を指したのは……ホテルだった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。