テテside
あなたに話があると言われた時に嫌な予感はしていた....でもそれが本当になるなんて....
あなたが帰った後俺はしばらく公園で泣いていた…すると....
弟のグクが兄のシュガヒョンと一緒に俺のところに来た
俺は今きっと酷い顔をしている
俺はグクとヒョンに今日のことを全て話した
シュガヒョンはそういうと誰かに電話し始めた
なんでシュガヒョンがジンヒョンに電話してるのか、俺には分からなかった…
電話の会話はよく聞き取れなかったけど、シュガヒョンが
と言ったのだけは聞き取れた…
俺はシュガヒョンに聞きたかったけど、今は聞ける空気ではなかった
しばらくして
シュガヒョンはそういうとグクと一緒に公園の端の方に移動した
2人の後をついて行こうとしたけど、グクの顔が青ざめたのを見てついて行かない方がいいと思い踏みとどまった
それにしても、
しばらくしてシュガヒョンが
と言ったので、俺はさっきの疑問を押し殺し、2人の元へ向かった
ユンギside
テテの話を聞いて何かが引っかかった俺は咄嗟にジンに電話した
そして俺は、ジンからあなたが病気だということ、そしてその病気が治るかわからないことを聞いた
ジンとの電話の後俺はグクにもあなたのことを教えた
グクは見るからに顔が青ざめていた
グクとしばらく話をしたあと俺はグクと一緒にテテのとこへ戻った
テテは見るからに動揺していて問うような眼差しを俺に向けていた
俺がそういうとテテはまるで胸の中の疑問を全てしまい込み、必死に自分の気持ちを隠してる様な目をした
テテが心配だったが、今はそっとしておいた方がいいと思い、何も見なかったのように俺は歩き出した
正直、テテにあなたの状態を教えない方がいいのか俺には分からなかった…
でも、いつまでも隠し通せる自信も俺にはなかった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。