第21話

#20~テテ宛の手紙~
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2018/06/16 06:46
テテへ

あなたが今この手紙を読んでる頃、私はこの世にはいないでしょう

テテ?私とあなたが初めてあった日のこと覚えてる?

テテはあの時、大雨の中傘もささずにずぶ濡れになって地面に座ってたよね

「大丈夫ですか?」って私が聞いたら、テテは、「僕を飼ってくれませんか?」って意味不明なこと言ってきたから正直びっくりしたし、(この人頭大丈夫かな?)って思ったㅋ

でも、あの時本当は彼女さんが浮気している所を見つけて悲しくて泣いてたんでしょ?

グク君とシュガ오빠に聞きましたㅋㅋ

でもね、あの時もし私が声をかけてなかったら、私達は出会ってなかったかもしれないって思うと、あの時は後悔してたけど、今は声をかけてよかったって思ってます

私が病気になったのは、テテと出会って半年が経った頃から

初めはただの風邪だと思ってたんだけど、日が経つにつれてどんどん具合が悪くなっていって....오빠と一緒に病院に検査しに行ったら原因も病名もよく分からない不治の病だって診断された....

その時はほんとに頭の中が真っ白になって(なんで私が病気にならなきゃいけないの?)って何度も自問自答を繰り返してた

でもね、少しだけ、いいこともあったの

それはね、何気ないテテとのちょっとした時間が凄く私の中でかけがえのないものになっていったの

きっとそれに気がつくことが出来たのは、病気になったおかげ

だからほんの少し、ほんとに少しだけ、病気になったこと良かったって思えるようになった

テテに病気の事を話さなかったのは、テテに心配をかけたくなかったのもそうだし、テテに悲しい思いをして欲しくなかったっていうのもある....

でもね、1番は、私が病気の事をテテに話せば、きっとテテと今まで通りの時間を過ごせなくなると思ったから

私はテテとの何気ない時間が大好きだったから
だからね、もしテテに病気の事を話せばきっと思い出作りとかを一生懸命考えちゃって、私が大好きだった何気ない時間がなくなっちゃうと思ったからなの

今では本当に後悔している....
もしそうなったとしても、テテに病気の事を話すべきだった....
そうすれば、今まで以上に新しい思い出とかができたかもしれなかったから....
未練があるとすれば、それだけかな

テテ....

病気の事話せなくてごめんね

私のは、テテを傷つけないために言わなかったんだけど、テテがそれで逆に傷ついてしまったらごめんなさい....

でもね、私、テテと出会えてほんとに良かった....

テテの彼女になれて

テテの隣にいれて

ほんとに良かった




テテ




今までありがとう




大好きだよ







사랑해요




あなた







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