あなた「ねぇ、マサイ~」
マサイ「どした?」
あーぁ、この子を深く愛してあげたいなぁ
俺のモノにしたいなぁ
あなた「今日さ、空いてる?」
マサイ「空いてるぞ、暇すぎる!!」
あなた「じゃあさ、シルクの誕プレ買いに行こう?」
マサイ「………ん、分かった」
いつだってシルク。
あなた、好き…
気持ち悪いほど好きなのに言えないの?
何で?
俺の気持ち、俺もわからねェよ
シルクを思うその笑顔に
触れたい
愛でてあげたい
俺なら一生愛すのに
まァ、良いや。
あなたを応援しなきゃならねェんだ。
今日は我慢我慢。
あなた「どこ買いに行く?!」(ワクワク
マサイ「ん、渋谷とかでいいんじゃね?」
あなた「そうだねえっ!!じゃあ行こう♡」
可愛いんだって。
くしゃって笑うところ。
マサイ「おぅ、!!喜ぶの選んであげような!」
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あなた「着いたァ~♡」
マサイ「どういう系にするか?洋服でも良いし、筋トレのものとか?」
あなた「ンー、シルクね、前カメラやってみたいってボソッて言ってたよぉ!」
あーァ、シルクよくみてんなぁ
好きなんだなァ
マサイ「おぅ、分かった。」(ニコッ
作り笑いも、つかれちまったよ。
あなた「ここ!!電気屋さんみっけ!」
マサイ「おぉ、ここね。カメラ見よっか。」
あなた「うんッ!!」
あなたと渋谷。
シルクの誕プレとはいえ幸せだなァ
どうしてやろうか。
マサイ「あなた、これどう?」
あなた「あなた、カメラ分からない…笑」
マサイ「そうだよな、笑
これは性能も良いし良いと思う。使いやすい。」
あなた「じゃあこれにしよ!!」
マサイ「おぅ、いくらだ?」
あなた「2.0000!」(テキトーです)
マサイ「了解、俺出す」
あなた「いや、駄目!!マサイが出すとマサイからのプレゼントになっちゃう!!」
マサイ「おぅ…じゃあ半分な。
お前シルク好きだなぁ」
おィ、バカァ…何言ってんだよ…
あなた「ん、えへ/////////」
マサイ「照れてんの笑」
あーァ、可愛いな
シルクのこと話すと可愛くなる
俺は眼中にねぇんだな。
あふれ出そうになった涙。
唇を強く噛んだ
鉄臭い、血の味が少しした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!