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第10話

ねぇ、俺じゃ駄目なの?
ピーンポーン

震える指にギュッと力を入れて、あなたの部屋のチャイムを鳴らす。
あなた「ハーイ?なんだろ、こんな夜に…ブツブツ」
あの愛おしい声でつぶやきながらトタトタこっちへ向かってくる。

あなた「……、マサ、イ?」

マサイ「っ…よっ!!」

いろいろな感情が交わって爆発しそうなのをぐっとこらえ、平然を装って挨拶をする。

あなた「あ、…えと……」

マサイ「…まだ、辛いか?」

シルクの事だろうな、。

あなたの目がクリッとなって俺の目を見つめる

あなた「フェッ……マサイ…」

あなた「私…馬鹿…だったっ…シルクに彼女がいるのも知らずにっ…あんな、……そして、マサイの気持ちにも気付かないで…っ…馬鹿みたい…グスッ」

マサイ「あぁ……お前は、馬鹿だよ。」

あなた「、うん、…ヒグッ」

マサイ「でもな、俺は馬鹿なおめぇが好きなんだよ。」

あなた「……でもっ、私は…」

ギュ

マサイ「俺のモノになれ。俺だけのものになれ。周り見るな。俺の目だけを見つめていろ。」

あなた「マさっ…」

マサイ「なーんてなっ…!俺はお前を応援するぜ、何があってもな。」

あなた「へ、…あ……。」

マサイ「じゃーな。」


パタン









あぁ、馬鹿だ。馬鹿だ。

今のは俺じゃない。シルクだ。

悪いところも認め、優しく慰めてくれるシルク。

今、俺はシルクに「なりきった」。

あなたの好きなシルクの「真似」をした。

俺じゃない。

こうやって良いやつぶる偽善者だからかっこわりぃんだ。

あなたの目に俺はいない。マサイは居ない。

だからシルクを使った。

わるもんだ。



はは、







俺が、馬鹿じゃん。