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第18話

ホテルにて
ジェルくん
まぁ、とりあえず降りよか。るぅちゃんごめんな、
大丈夫ですよ
またころちゃんを背中に乗せて、タクシーを降りる。

ころちゃん
んぅ………
すると、ころちゃんが小さく声を出した。

起きたのかなと思って顔をちらっと見るとまだ目は閉じているから、寝てはいるんだろう。
ころちゃん
(*˘꒳​˘*)スヤスヤ
………………………
こうして寝てるころちゃんからは想像がつかない。

あと1年で、ころちゃんが居なくなってしまうなんて。
****
ジェルくんがチェックインしてくれて、そのまま僕らはエレベーターに乗って部屋まで歩いた。

ころちゃんは全く起きなくて、僕はころちゃんを部屋のベッドに寝かせるとそのまま一緒に横になった。

今のころちゃんを、1人にしたくなかった。
ジェルくん
るぅちゃん
はい
するとジェルくんが話しかけてくる。
ジェルくん
晩ご飯どないしよ
あー……
外食に行こうにも、ころちゃんが起きなければ行けない。

なら何か買ってくるのが1番かな………ころちゃんの好きな物とかわかんないけど、
買ってきて食べるのが妥当じゃないですか?ころちゃん起きるかわかんないし
ジェルくん
だよな。俺なんか買ってくるから、るぅちゃんはころんのとこ居てやってや
分かりました、お願いしますm(*_ _)m
ジェルくん
ええんよ笑
そう言って、ジェルくんは部屋を出ていった。

時計を見ると、今は夕方の5時ごろだった。

夕日が差し込んできていて、寝ているころちゃんの茶髪が輝いて見えた。

そっと梳くように撫でると、ころちゃんが少し微笑んだ気がした。

ころちゃん、
何かを言おうと思ったわけじゃない。

ただ静かに眠るころちゃんを見てたら、名前を呼びたくなった。

このまま目が覚めないんじゃないかとか無意識に思ってしまったのかもしれない。

そのぐらい、今のころちゃんーころん先生は、儚くて綺麗で、美しかった……なんて、絶対誰にも言わないけど。

そういえば僕は、いつから「ころん先生」って呼ばなくなったっけ。

そう呼んでた頃は、いつも一緒で。

考えてることとか、なんとなくなら分かったのに。

気づいたら、お互い何もわからなくなってたんだな…なんて、今更遅いのに考えた。
ころちゃん
んぅ………んん、
そんなことを考えていると、ころちゃんがもぞもぞと動き出した。

顔を覗き込むと、少し瞼が震えた後、ゆっくりと開いた。
ころちゃん
わぁっ?!
僕にびっくりしたのか、声を上げる。

僕は微笑んで彼に言う。
おはようございます、ころんせんせ。
ころちゃん
……おはよ、るぅちゃん
久しぶりに先生って呼んであげると、彼も懐かしい呼び方で返してきた。

なんとなくベッドから降りて、カーテンの閉まった窓のカーテンを少し開ける。

下には街が広がっていて、都会だなぁとか考えながら彼の方を振り向いた。

そして、無言でいるのがなんだかきまづくて口を開く。
なんか、懐かしいですね
ころちゃん
うん。あの頃思い出したかも笑
ころん先生にはいつもみたいな元気はなくて。

笑っているのに、触れたら消えてしまいそうな。

弱々しくて、儚い雰囲気をまとっていた。

僕は不安になって、また彼の方へ行くとそっと手に触れた。
ころちゃん
?どうしたの?
…………もう、どこにも行かないでください
手を握ってくれたので握り返して、そのままベッドに乗って彼を抱きしめた。
ころちゃん
………………うん、
少し戸惑っているのを感じたけれど、その後ぎこちなく僕の背中に手を回してくれる。

こうでもしないと、ふと気づいたら居なくなっていそうで。

怖くなった。
ころちゃん
るぅちゃん、
はい?
その状態のまま、ころん先生が話しかけてきた。
ころちゃん
僕のこと見捨てないでね
もちろんですよ
先生の言葉に秒で返すと、ふふっと嬉しそうに笑って手の力を強められた。

そのままなんとなくその状態でいたらジェルくんが戻ってきて。

少し驚かれたけれど、なにか聞かれることもなくそのまま買ってきたものを食べた。

スーパーに行ってきたらしく、パンやおにぎり、サンドイッチ等がたくさんあったけれど。

大阪らしく、たこ焼きやお好み焼き等も買ってきてくれていた。

この3人で過ごすことはあまりなかったから新鮮だったけれど、

普段と同じように話してくれたジェルくんのおかげで、過ごしやすかった。

その後は交代でシャワーを浴びて、2つあるベッドの大きい方に3人で寝た。

明日6人で遊びに行くことを告げると、ころん先生は少し戸惑ってはいたけれど、でもやっぱり嬉しそうだった。

***

るぅとくんところんくんのとこ、BLっぽくなっちゃったかな……苦手な人ごめん、

あけどBLにするつもりはないので(今のところ)

よろしくです(??)