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第28話

陽炎7


















眼が覚めると、見慣れない天井が見えた。

ゆっくり体を起こすと、心做しか節々が痛かった。

見渡す限り、ここは病院だろう。











そういえば、なんで俺は病院にいるんだ?

確か、今日はカイワレのツアーファイナルのはず。




考えてみたが、思い出せない。

側で眠っているジェニーとimigaを起こし、聞いてみる。
ワタナベマホト
ワタナベマホト
なあ、なんで俺病院に居んの?
すると二人は
顔を合わせて青ざめた。
imiga
imiga
なんでって…
ジェニー
ジェニー
覚えてないんですか?








覚えてないんですか?
どういう事だろう。

何があったか思い出せない。

でもその分

思い出さなきゃいけない気がしてくる。


このモヤモヤはなんだろう。

霧みたいで、
向こうが見えそうで
見えない。

でも、

見えてしまったら

悲しくなる気がする。


解決策を探すため、
病室を出た。





ふらふらと病棟の廊下を歩く。


しばらく歩くと、


ある病室の前で足が止まった。




その病室に居る患者の名前プレートのなかに、
















豊田 耕太







その名前の見つけた途端、
俺は病室に飛び込んだ。







嘘だと思った。
信じていた。

























奥のベットに力なく横たわる、












包帯まみれの
サグワを















見るまでは。