恭平〜!)
あなた
「ん〜?」とか言いながら鏡見てんで?
最近全然構ってくれへんしさ…
飽きられてるんかなぁとか思い始めとるよ?
最近全然構ってくれへんなぁ)
あなた
まだ、鏡見とるし…
恭平はさ、あなたの事もう嫌い?)
だってあなたより鏡ばっか、見てるやん)
じゃああなたは大切やないんや)
もう、ええもん!)
…家出
あなた
もう、恭平なんて知らへんし!
私の事嫌いになったんやったらええもん
みっちーに助けて貰えばええし…!
みっちー!みっちー!みっちー!)
家出してきた!)
恭平が鏡の方が大切って言うから!)
泊めて…?)
なんでや!)
…その後もみっちーは説得
・
・
・
恭平
また、出て行ったし…
最近しょっちゅう出て行くねんな、アイツ…
俺なぁ、からかってるだけやなにさ!
まぁ、そのうち帰ってくるやろうし
… )
恭平
ほらな、帰ってきたわ…
みっちーの家…)
恭平
なんで、みっちーの家なん?
いや、いや、俺そこまでは知らへんし!
家出してる時ってみっちーの家に居たん…?
… )
そ、そうだけど… )
家出なのにどこに行くか言う馬鹿いる?)
だって行くところ無かったんやもん… )
…ぎゅっ
バックハグ状態
恭平、重いよ… )
え…?)
は、離れたくないけど
恭平は鏡の方が好きって…)
ありがとう…
てか、重いよ…)
否定できないわ…)
う、うん…)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。