第7話

過去~遥輝side~
2,422
2019/03/24 07:40
自分で言うのもあれだけど、俺はとてもモテてる。
学校へ行くと女子の黄色い声。
でも、そんな女子の中に一人だけ輝くような光を放つ女子がいた。
遥輝(ハルキ)
遥輝(ハルキ)
…紗雪!おはよ!
紗雪。俺の好きな人。
紗雪(サユキ)
紗雪(サユキ)
おはよ~、今日もモテてますなぁ
なんておどけたように言う。
そんな所とか、マジ可愛い。
でも、紗雪の周りにも沢山のヤロー共がいる。
みんな紗雪を見て頬を赤らめている。
ふざけんなよ。
俺の紗雪なのに。
なんて思いながら男共を見る。
紗雪(サユキ)
紗雪(サユキ)
どした?なんか変だよー?
心配そうに見てくる。
遥輝(ハルキ)
遥輝(ハルキ)
あ、何でもないよ。気にしないで。
自然に笑えてるだろうか。
紗雪(サユキ)
紗雪(サユキ)
……あれ?上履きに何か入ってるー
きた。
それは、俺が入れたんだ。
紗雪(サユキ)
紗雪(サユキ)
ね、遥輝!見てよ、放課後屋上に来てくださいって!
告白だよねー、こういうシチュエーションって!
遥輝(ハルキ)
遥輝(ハルキ)
ああ、そうだね。
よかったね。
紗雪(サユキ)
紗雪(サユキ)
あはー!楽しみだな~!
ウキウキと楽しそうに語る紗雪。
紗雪が楽しみにしてる。
失敗しちゃ、ダメだな。

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