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何時間も輸送機に乗ってやってきた悪の巣食う場所。
そう言って正門を手榴弾で吹っ飛ばす。
正門どころかそこら一体の窓ガラスと一部の壁が吹き飛んだが、早速お出ましになった新型装甲戦車(仮)
大きな反動で一気に銃口が空を向く。
爆発四散していた。こうもあっさり倒すとは開発班は意外と有能なのかもしれない
(装甲車に戦車砲をぶち込んだようなものなので当たり前とは誰も言わない)
後は室内制圧なのだが、頼みの綱を失った烏合の衆では戦いにならず直ぐに制圧できた。
早速近隣の街へ行き、保護する旨を伝えると歓声が広がった。よっぽどあのニンゲンの悪行が広まっていたか分かる。警察も黙っていたようだ。
その呟きはだれの耳にも留まらず、夜の闇に消えていった。
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第肆支部
上層部からは暫く保護した人間とコミニケションを図り、軍のイメージを向上せよとあった。
めんどくさいこと極まりない日々が始まろうとしていた
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この作品はフィクション以外の何物でもありません。
この作品の設定はその他の全ての物に関わりはありません。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!