第12話

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2020/10/23 06:47





平野紫耀side





仕事が終わって帰宅した。





まだ、あなたは帰ってきてないみたいで当たり前だけど俺以外誰もいないからシーンとした部屋が寂しく思える






帰ってきた時間が早かったからお風呂を洗ってお湯を溜める





今日はあんな雰囲気だしちゃんとあなたと話したいし一緒に入れたらな、なんて思いながらあなたに終わったら連絡して、とLINEをいれた







ご飯どうしようかな、って冷蔵庫を開ければいくつか副菜がタッパーに入っていた





忙しいのに作ってくれたんだ、と気づいてはやく会いたいな、って声に出していた









しばらくして携帯から軽快な音がして開けばあなたから、












(あなた)
(あなた)
「終わったよ。今から帰るけどご飯食べた?」
平野紫耀
平野紫耀
「お疲れ様!まだ!あなたも食べてなかったら一緒に食べたい!」
(あなた)
(あなた)
「わかった。何食べたい?」
平野紫耀
平野紫耀
「俺つくる!」
(あなた)
(あなた)
「え、紫耀作れるの?材料ある?」
平野紫耀
平野紫耀
「買うよ!何か食べたいのある?てか、今どこ?」
(あなた)
(あなた)
「まだ○○のスタジオ」
平野紫耀
平野紫耀
「買い物ついでに迎え行くから白川さんに送りいらないって伝えて!」
(あなた)
(あなた)
「いいの?」
平野紫耀
平野紫耀
「いいの!早く会いたいし」
(あなた)
(あなた)
「ごめんね、ありがとう」




すぐに準備して車を出せばさっきの寂しい気持ちなんてどっか行ってることに気づいた






ていうか、俺たちいまギクシャクしてたよね?






LINEの文面じゃなにもなかったことになってるよね?






俺だけもしかしてギクシャクしてた???






少し悶々と考えながらスタジオに着いて、あなたに連絡すれば、すぐに既読がついて、今行くと返信がきた






数分してあなたが出てきて、こっち!と呼ぼうと思えばあなたの後ろから吉沢さんが出てきた…








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