第7話

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2020/10/15 00:51




髙橋海人side








髙橋海人
髙橋海人
あなた?!




俺の手を引っ張ってスタジオへ向かうあなたを一度呼んで止めた







髙橋海人
髙橋海人
なんかあったんでしょ?
(あなた)
(あなた)
…何にもないよ。わたしの心が狭すぎるだけだから…ていうかこの衣装かわいいよね!買い取っちゃおうかな〜



なんて話を無理矢理話を逸らすあなた。





無理には聞けないか、って思いながらスタジオに向かってれば前から再び吉沢さんが登場







吉沢亮
吉沢亮
今日はよく会うね(笑)
(あなた)
(あなた)
ですね(笑)



なんて普通の会話なんだけど、なんだろう…近くない???





軽く俺も一緒に話して吉沢さんがマネージャーさんに呼ばれたから、またねって言った瞬間あなたの頭をぽんぽんってして去っていった






うわ、絶対今の女の子きゅんってしちゃうやつじゃん!なんて思いながら吉沢さんの後ろ姿を見送れば、ふと吉沢さんの耳が赤いことに気づいた。





これってもしかして…






なんて思ってたら、横からあなたの騒がしい声が…














(あなた)
(あなた)
え、なに今のやば……
髙橋海人
髙橋海人
ん?
(あなた)
(あなた)
あの吉沢亮さんに頭ぽんぽんされちゃったよ…やば……無理…
髙橋海人
髙橋海人
なに、惚れちゃった?
(あなた)
(あなた)
いやー、惚れるでしょあんなの〜。きゅんを通り越してぎゅんだよね、
髙橋海人
髙橋海人
うわ、浮気じゃん(笑)
(あなた)
(あなた)
はい?あーそうねえ…んー…でも推しを1人に絞るなんてわたしには出来ないよかいちゃん!



………あなたなら大丈夫か(笑)





紫耀との事を心配してるのは本当だけど、吉沢さんとどうにかなるのは無さそうか、なんて安心した。






まあ、吉沢さんに関しては注意してみとく必要はありだな…






って、自分の恋愛じゃないのになんでこんな警戒してあげてんの、俺(笑)







どんだけ紫耀とあなたのこと大好きなんだよ(笑)







スタジオに着いて、あなたとスタッフさんと話してたら後から他のメンバーもやってきてチラッと紫耀を見ればやっぱり浮かない顔をしていた








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