平野紫耀side
撮影が再開して先にあなたのソロショットを撮影している
控え室にいても暇だし、ていうか何よりあなたの下着姿を出来るなら他の人に見せたく無いし…ってなわけで端で見守ってる
あ、ちなみにこのランジェリーのCM決まったとき、マジでこの仕事貰ってきたトモさん嫌いになりそうになった(笑)
それにしてもかわいい、なんて見守ってると、
白川さんと話してたらスタッフさんに呼ばれて、
俺もまた撮影に加わった
無事、全ての撮影が終わって今日の残りはライブのリハだ
着替えてあなたと2人、白川さんが待つ車に向かってると…
「あなたさーん!」って声が後ろから聞こえてきて振り向けば、そこには先程の撮影でお世話になった女性スタッフさん
「あの!今日着けていただいたランジェリーなんですけどよろしければ貰って下さい!」
「勿論です!」
「はい!あの、もし使ってここ、こうしたらとか感想などありましたら教えてください!あ、ぜひ平野さんからも感想いただきたいです!」
「はい!女性からしたら下着もファッションのひとつなので男性からの意見も大事なんです!勝負下着なんて特に!」
「すみません、お忙しいのに引き止めてしまって!では失礼します!」
スタッフさんと別れて、再び歩き出せば幸せそうに紙袋を両手で抱えるあなた
といただいたランジェリーについて熱弁し始めたあなた(笑)
一気に顔を赤く染めたあなたは俺にそう叫んで1人走っていってしまった(笑)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。