第131話

百三十話 続き
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2021/04/10 23:20
きりside
スマ兄の話を聞いて驚く。
一回だけ気づいて注意したことがあった。
小学生だからよく寝ろと。
中学生になったらいっぱい出来ると。
勉強すること自体はいいことだろう。
でもそれよりきんときの身体のほうが心配だから。
だから夜に勉強しないと約束させた。
きりやん
きりやん
で、反論は?
きんとき
きんとき
ないです…
話を聞いていたらしいきんときを見つけリビングに連れてくる。
その顔には恐怖が宿っていた。
まぁ俺が怒ってるのは約束したのに破ったことなんだけど。
きりやん
きりやん
なんで約束破ったの?
きんとき
きんとき
えっと…
きんときの目が泳ぐ。
言いたくなさそうな、そんな表情をする。
前の時も夜中にやってる理由を詳しく教えて貰えなかったなとふと思う。
スマイル
スマイル
その話は帰ってきてからしよう
スマイル
スマイル
とりあえず皆起こすぞ
きりやん
きりやん
わかった
スマ兄にそう言われ上へ向かう。
俺は約束破ったきんときに少し悲しみを感じていた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
作者
作者
ではまた(・ω・)ノシ

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