第77話

七十六話 続き
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2021/02/16 22:56
きんside
お父さんのことを聞き、頑なに話したくなかった理由を理解する。
俺達のお父さんは言っちゃ悪いけどクソだった。
その血が流れていると思うとゾッとするし、悲しくなる。
broooock
broooock
きんとき、おいで
そう両手を広げるぶる兄の胸に飛び込む。
色んな感情がグルグルと渦巻く。
なかむもきり兄に同じようにしてもらっていた。
双子同士考えることは同じか。
broooock
broooock
ごめんねぇ
そう謝るぶる兄を見る。
その顔は悲しそうな苦しそうな顔をしていて。
なんでぶる兄がそんな顔するの…。
なんでぶる兄が謝るの…。
俺は確かにそんな奴から産まれたのは嫌だけど…
きんとき
きんとき
産まれてこなければよかったとか思ってない
きんとき
きんとき
俺は、ぶる兄達の弟として産まれてきてよかったと思ってるもん…
そう言いながら涙が出てくる。
少しでもそう思わせてしまったことが悲しくて。
ぶる兄の目からも涙が溢れていた。
broooock
broooock
僕もきんとき達の兄でよかった
nakamu
nakamu
うわぁーん(´;ω;`)
なかむは俺に抱きついてきて、ぶる兄は俺達を抱きしめてくれる。
きり兄はそんなぶる兄の頭を撫でていた。
きりやん
きりやん
産まれてきてくれてありがとう
そう言ったきり兄の目からも涙が溢れていた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
作者
作者
ではまた(・ω・)ノシ

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