第120話

百十九話 甘えさす
2,528
2021/03/30 22:59
シャside
スマ兄の思わぬ告白に笑ってしまった。
俺達はすごく愛されていたんだな。
それを改めて感じて、恥ずかしいが嬉しくなる。
broooock
broooock
もっと甘えていいんだよー?
スマイル
スマイル
それは無理だけど…
きりやん
きりやん
スマ兄甘えさす会やろうぜ!
きんとき
きんとき
やるー!
nakamu
nakamu
やる!!
シャークん
シャークん
なんだよそれwww
broooock
broooock
じゃあ誰が一番早くスマ兄に甘えてもらえるか勝負ね!
スマイル
スマイル
だから甘えね…
nakamu
nakamu
じゃあやろー!(食い気味)
スマ兄はやれやれという顔をしているが楽しそうだ。
俺は観戦することにする。
意気込んでいたはいいものの、皆唸っていた。
スマ兄を甘えさす方法を思いつかないのだろう。
きんとき
きんとき
スマ兄~
スマイル
スマイル
ん?
きんとき
きんとき
座って!
スマ兄が椅子に座る。
するときんときは、スマ兄の頭を撫で始めた。
スマ兄はキョトンとしていた。
きんとき
きんとき
あ、あれ?ダメ?
きんとき
きんとき
ご、ごめんね?
きんときは焦って謝っている。
上の皆がすることを真似したのだろう。
スマ兄はフッと笑って、
スマイル
スマイル
いや、ありがとう
と言った。
きんときは笑顔になってうんと返事する。
それを、目を細めて眺めるスマ兄を見て、
シャークん
シャークん
嬉しそうだな
と呟いた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
作者
作者
ではまた(・ω・)ノシ

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