第130話

百二十九話 勉強
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2021/04/09 23:45
きんside
朝、俺はいつも目覚まし前に起きる。
日課みたいなもので、身体が勝手に起きるのだ。
だからその時間にいつも起きて手伝いをしている。
今日もそのつもりでリビングに行くと、
スマイル
スマイル
きんときとなかむは勉強出来てるのか?
きりやん
きりやん
なかむは普通並みだよ
きりやん
きりやん
きんときは頭いいね
自分の話が聞こえてきて咄嗟に隠れてしまう。
ただの兄達の会話だろうが、俺にとっては結構恐怖なのだ。
落胆されないように、失望されないようにと頑張っているから。
なかむが寝た後とか、夜中に起きて勉強して。
スマイル
スマイル
そうか、まぁきんときには無理するなって言っといてくれ
きりやん
きりやん
え、なんで?
スマイル
スマイル
え?夜中によく勉強してるだろ…?
やばいと思った時には遅かった。
きり兄が俺の部屋へ行こうとして、盗み聞きしてる俺を見つける。
その顔は少し怒っていた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
作者
作者
切ります
作者
作者
ではまた(・ω・)ノシ

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