第34話

三十三話 真実
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2021/01/11 06:15
シャークん
シャークん
持ってきたぞ
シャside
そう言いきりやんの部屋のドアを開ける。
きりやんを見ると打撲痕みたいなのがいっぱいある。
何があったのか全然わかんねぇ…。
スマイル
スマイル
ありがとう
そう言いスマ兄がきりやんを手当てしだす。
シャークん
シャークん
で、何があったんだ?
broooock
broooock
僕から説明するよ
そう言いぶるーくから驚くようなことを聞かされる。
スマ兄が虐められていたこと。
二人で会社に行こうとして先輩に鉢合わせたこと。
全て聞いた後、スマ兄が口を開く。
スマイル
スマイル
なんで会社に行こうと思った?
きりやん
きりやん
スマ兄が虐められてるのを見て見ぬふりは出来なかったんだよ
broooock
broooock
ごめんなさい…
そう言い二人とも悲しい顔をする。
自分達が危ないことをしていたのは理解しているようだった。
シャークん
シャークん
もうするなよ?
そう問いかけるとスマ兄が二人を抱きしめた。
スマイル
スマイル
ほんとにもうしないでくれ
スマイル
スマイル
お前らが俺にとって一番大切なんだ…
スマ兄が懇願する。
こんなスマ兄を見るのは初めてだ。
俺は、
シャークん
シャークん
それは俺達も同じなんだけどな
シャークん
シャークん
スマ兄も溜め込まないでくれ
そう言いスマ兄の頭を撫でた。
するとスマ兄の目からは涙が零れていた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
作者
作者
次は続きで
作者
作者
ではまた(・ω・)ノシ

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