ぶるside
そう言い上へ上がる。
スマ兄のことも心配だが、きり兄のことも心配だ。
真面目だから気負いそうだし…。
そう言いきり兄は部屋を後にする。
大丈夫かな…?
スマ兄は相変わらず辛そうだ。
病院連れていかないとかなぁ。
(ピロン)
スマ兄のスマホが鳴った。
なんだろ…?
僕は好奇心を抑えきれずスマホを見てしまった。
そこには大量の罵倒の言葉が並んでいた。
きりside
そう頭の中で予定を組みながら下へ降りる。
とりあえず出来ることは済まして手を空けていたい。
そう考えていると玄関から声が聞こえた。
そう言い二人を見送る。
リビングに行こうとした時、
シャケ兄に声をかけられた。
まだ心配そうな顔をしている。
そう言いシャケ兄を見送った。
さて、やることやらないと。
皿洗いやらやることがいっぱいだ。
気合いを入れてリビングに戻った。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!