第9話

北人先輩の秘密3





俺は喧嘩してしまった後さやかに勝ったからとお願いをした。
「もう一度仲良くしたい。一緒に写真部として頑張ろう」と。


でもさやかが戻ってくることはなかった。
仕方なく俺はバスケ部に入ってキャプテンにまで上り詰めた。
やるならとことん。
そんな俺の性格が出たのかなw



フォトコンテストで優勝してからちょっと有名になった俺は見た目とかもあって女子から人気になった。
でもなんも嬉しくなかった。
さやかとは廊下とかですれ違っても目も合わせてくれなくなってしまった。
自分から何かアクションを起こすのが苦手な俺はそれ以上なにも出来なかった。




俺はさやかにこう言われた。


























「北人にはなんもわかんないよ。」


















たしかにわかんないよ。
俺はさやかにはなれないから、
でもさやかと写真が撮りたい。その想いは変わらなかったのにな。今も。
























いつかまたさやかと写真が撮りたい。