あなた『……ハッ』
紗菜「……グスッ ヒック グスン……」
あなた『………ぇ、』
何で姉ちゃんが目の前に?
何で泣いてるんだ?嘘泣き?
もしかして、あの子が何かやってくれたとか…?
あなた『……グッ』
あなた『ね、姉ちゃ
紗菜「やめてッッ!!もう話さないでッッ!!」
あなた『……?俺、何かした…?』
紗菜「…は?嘘言わないでよ、なに急に」
あなた『…???本当に覚えてなくて…嘘じゃないんだけど…』
紗菜「……………今のあなたは安全ってこと…?」
紗菜「…………………あーッッ!!意味分からないッッ!!もー良いッッ!!」
紗菜「ギロッ」
あなた『ビク』
紗菜「覚えてなさいよ。地獄に落としてやる。」
あなた『…?何で……??』
紗菜「チッ 視界に入ってくんなしッッ!!あっち行けよッッ!!」
あなた『………ご、ごめんッ……?』
「先生ッ!!赤葦さん起きましたよ先生ッ!」
「確か外で友達やご家族が待ってたはずよねッッ呼びましょうッ」
「えぇッ!!」
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赤葦くん起きたぁぁあッッ?!((((
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!