第3話

推しからの愛は受け取れません!♯2
6,642
2020/03/03 08:07
あなた   side


♡ 「あなたさんってあの…いつもTwitterとかで毎回コメントくれる…」

あ〜、それ私だ

毎回、即コメントしてるしリツイートしてるわ←

え、待って、認知?

これは、夢か?

♡ 「うわぁぁ!嬉しい!いつもコメント読んでます!ありがとうございます!」

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!

尊い!!!なんだこの可愛い生き物!?

天使か?いや、天使だ!

って、危ない危ない…

危うくこの状況を受け入れるところだったぜ☆

♥ 「あ、あの…なんで私は、ここに連れてこられたんですか?…」

♡ 「え、えっと…すごく恥ずかしいんですけど…」

わぁ!照れてる!可愛い︎💕︎

♡ 「僕、いつも応援してくれてるあなたさんが好きで…」

うんうん……うん?

♡ 「ひ、一目惚れなんです…」

ん? んんんんん???

♡ 「僕がまだあまり人気がない時から好きでいてくれるのを知って、もっと好きになって…」

いや、この人頭おかしいね

何を言ってるのか分からないよ

♡ 「だから、僕と付き合ってくれませんか?」

K9◯ju27□卍あ@68#.~569???

…………。

ヤバい、脳が追いつかない…

なんて言った?この人?

好きです?ん???

あ、ダメだ←

考えるのやめよ

♥ 「えっと、何を言ってるのか分かりませんね」

♡ 「え!?えっと…」

♥ 「大体、あなたは有名な方だと言うことをご存知で?そんなお方が私のような醜女を好きとか有り得ませんね。眼科に行くことをおすすめします。」

♡ 「ちょ!ちょっと待ってください!」

♡ 「あなたさんは、すっごく可愛いですよ!」

あ、待って鼻血が…

ってそんな事言ってる場合じゃない!

私は、帰らなくては!

早くグッズを開封しなくては!

♥ 「あの…」

♡ 「はい!」

♥ 「お断りします」

♡ 「え!?えっとそれはどうして…」

♥ 「貴方が推しだからです!」

♥ 「それでは、私はこの後グッズを開封するという任務があるので」

♥ 「さようなら」

♡ 「え!あっ!ちょっと待ってくださいよぉ〜」

逃げろ!!!

推しと同じ空間にいたら、私が死んでしまう!

その時のタイムを測って欲しかった

絶対に過去最高の走りだったよね☆

そんなこんなで

私は、その後無事に家に帰ることが出来ました!




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