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第12話

バトル 9
二階の赤羽美瑚を見ていたら、バチッと目が合った。

手でも振ってみようかと腕を上げかけた瞬間、ふいっと顔ごと逸らされる。
……のヤロー……
ボトルを握りしめ、中に限界まで入ったスポーツドリンクを呷る。

つい先程蘭と選手交代して、ベンチで休んでいるところである。
恭弥
あらら、へばってるところ見て幻滅されちゃったんじゃないですか〜?
隣からニヤニヤした顔で言われた。
なわけあるか。動いた後は疲れるに決まってんだから
恭弥
はは、まぁあの子マネだしその辺分かってるよな。てかシュート決める度に上見てただろお前、監督すげぇ見てたぞ
はっ!?
恭弥
後で説教かもな?
くっそこいつ……楽しそうにしやがって……。

けど反応気になるんだから仕方ねえだろ!?
恭弥
っと……そろそろか
恭弥の独り言が聞こえ、コート脇の得点板を見れば、大分点差が詰まってきていた。

蘭もシューターとして頑張ってんだけど、他の奴らがやっぱ厳しそうだな……。相手結構強豪だしな。
行くか
恭弥
ああ
俺たちはボトルを足元に置いて同時に立ち上がった。






……おい、今わざと立つタイミング合わせてきただろ
恭弥
え?その方が雰囲気出るかなって
なんのだよ、やめろ!漫画じゃねえんだし気持ち悪いわ!
恭弥
悪い悪い、もうしねぇって
ったく……じゃねえ、集中集中。

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るうみ
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るうみ
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