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第15話

バトル 11
練習試合を終え、帰り道を4人並んで歩く。
いい加減機嫌直せよ臣
……わかってっけど
どこがだ。そんなに一緒に帰りたかったのかよ
……その言い方は語弊があるな、と思ったが「ああ」と答えた。
明日は俺ら練習試合後だから休みだけどあっちは練習あって時間合わねえし。てか普通に感想っつーかどうだったか聞きたかった……
恭弥
かっこよかったよハート、みたいな?
うわその冷めた言い方そっくり……馬鹿にしてんだろ!!
お、落ち着いて臣くん。僕からじゃ嬉しくないかもしれないけど、すごくかっこよかったよ
――嬉しくないわけねえだろ。サンキュ蘭
どこまでも優しい蘭に笑顔を向ける。

そして蘭も笑うと、俺たちのやり取りを見ていた恭弥がぼそりと呟いた。
恭弥
お前らデキてないよね?
は?
違うよ!!僕なんか、女の子だったとしても……
蘭が急に声のトーンを落とした。

顔も俯いていて、表情が前髪の陰になって見えない。
ん?どうした?
い、いや、なんでもない。ごめん
てか臣さ、別に明日行けばいいんじゃね?
……え
練習ないのにか?それはさすがにキモくねえ?
恭弥
いいじゃん。自主練しますーってコート片面借りれば?俺も一緒に行ってやるし
ぼ、僕も行くよ!
まじか?いや、でも女バスも両面で練習してえだろ。いつも片面しか使えてなくて、女バスの奴ら狭そうにしてるし
恭弥
確かに、俺らより部員多いもんな
けど本気度は伝わるんじゃね?そしたら赤羽の警戒解けて落としやすくなると思うけど
……そうか?
まぁ、わざわざ行くってことでポイント高いのか……?でもあいつのことだから「なんで来るの」とか言ってきそう。最悪追い出されるんじゃねえか。

それとやっぱ「キモい」って引かれそう……。
……やめとくわ
あそ
朔はどこかつまらなそうに言った。

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るうみ
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るうみ
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