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第10話

バトル 7
そして土曜日。

一つ目の高校との試合前、二階を見ると女子の大群から少し離れたところにいる赤羽美瑚としおの姿が。


よっしゃいる!!
恭弥、頼んだぜ!
恭弥
ああ。けど、お前蘭ちゃんに感謝しろよ
え?
きょ、恭弥くん言わなくていいから!
は?どういうことだ?
恭弥は言わせまいと恭弥の口へ手を伸ばす蘭を躱しつつ俺に言った。
恭弥
蘭ちゃんがしおちゃんに「明日、赤羽さんと一緒に試合見に来てください」って言ったんだよ。それなかったら多分来てなかったぞ赤羽さん
え!?まじか!?!?
そりゃそうだろ……
途中から近くに来ていた朔が呆れた顔をした。

いや、だって女の「〇〇に合わせる」は大抵「うん」と一緒じゃねえ?

まぁでも。
ありがとな蘭
……うん!
蘭は嬉しそうにニコッと笑った。





試合が始まった。

俺についてくる敵をゴール側に引き付け、そこから一気にスリーポイントラインへと下がる。

タイミングよく恭弥がパスをくれて、敵の邪魔が入る前に素早くシュート。

ボールは難なくゴールネットをくぐり抜けた。
女子
きゃああああああ!!
二階から響いてくる女子の絶叫に耳を塞ぎたくなるが堪える。

顧問でもある監督が止めねえ以上、来るなとは言えねえから毎回放置してっけど⋯⋯シュートの度にうるせえのはやっぱめんどくせえな。

さて、赤羽美瑚はどんな反応して……。
美瑚
…………
無。

無だった。
あいつまじふざけ……
恭弥
おいディフェンス集中しろ
わぁってる
二階の赤羽美瑚をちらりと見ながら、心の中で宣言する。


今日は絶対、お前を一回はドキッとさせてやるからな!

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るうみ
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るうみ
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