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第18話

隊の内訳
体育館に着くと、集まってきた生徒たちが4つに分かれて列をなしているところだった。

うちの高校の体育祭では赤、青、白、紫の4隊が争う。

俺は赤隊だが、あいつは何隊なんだろうか……。
行こうぜ蘭
うん!二人とも、またね
恭弥
あーい



臣と蘭とは別方向へ行きながら、朔は隣で緩く口角を上げている恭弥に尋ねた。
恭弥って紫?
恭弥
ああ。お前は白だろ。しおちゃんいたぞ
知ってる。……もう一人も
朔がその人物を思い浮かべながら言う。

恭弥は思案するような目でその顔を見つめた後、静かに口を開いた。
恭弥
……なぁ、薄々思ってたけどお前って
あ、俺こっちだから。じゃあな
朔は軽く片手を上げ、ひらりと振ってハーフパンツのポケットに突っ込んだ。

無視したのではなく、恭弥に喋りかけられたことに気付かなかったのだということを恭弥は理解していた。

……が、それならば、やはり。
恭弥
……んー、どういうことだ?
独り言を呟き、紫隊の方へ進みながら、恭弥は体育館の入口に目を向けた。

そこには、白のハチマキを手に佇んでいる美瑚としおの姿があった。

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るうみ
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るうみ
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