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第6話

バトル 4
はよ
下駄箱で赤羽美瑚を見つけたので、挨拶をする。
美瑚
…………
おいお前だお前!美瑚!
目が合ったものの無言で立ち去ろうとした彼女を追いかけ、肩を掴んで止める。
美瑚
何か言ってた?聞こえなかった
嘘つけこっち見ただろーが!……ん?お前髪切った?
美瑚
は?
前髪
昨日帰りに見た時より短くなっている気がする。

こういうのに気付く男はポイント高いらしいからな。爽やかな笑顔で褒めてそんで、
似合ってるぜ。可愛い
落とす!!








美瑚
……切ってないけど
えっ!?
え!?いや、切ってるじゃ…………言われてみれば変わってない……?

いやそんなはずは!!
切っただろ!嘘つくな!!
美瑚
なんでキレられなきゃいけないの?そっちが勝手に勘違いしたんじゃん
っ……どっちにしても可愛いって思ったからそう言ったんだよ!素直に受け取れ!
言った後でハッとした。

勢いに任せて言っちまったけど、――なんっだこの恥ずかしいセリフは……!?

思ってねえことだとしても普通に照れんだけど……!
美瑚
……意味わかんないところで照れるんだね
どこか不思議そうな声で呟かれ、俺は意地が出てきて赤羽美瑚から顔を背けた。
べ、別に照れてなんかねえよ!
美瑚
あそ
ふ、と笑う音が聞こえた。

バッと赤羽美瑚を見ると、彼女はちょうど踵を返したところだった。

……今、笑った?見えなかったけど。



こりゃ俺に落ちる日も近いな……!!


よぉ臣。なんか嬉しそうだな
ああ!ようやく成果出せたからな!
ようやくって、まだ二日目だろ?でもへぇ……よかったじゃん
いつもは朝出会ったら一緒に教室まで行くのに、何故か朔は俺を置いて歩いていった。
朔?
小走りで隣に行って、顔色を窺うと、何ら変わらないいつもの朔だった。

様子が違ったように思えたが……気のせいか。

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るうみ
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るうみ
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