第2話

2話
66
2021/05/19 13:36
有名高に入れれば、喜ぶのが普通だろう。
でも、僕は、違った。
行きたくなんか無いのに…
僕は、ベッドに寝っ転がった。
これからどうしたものか……
はぁ…と、ため息をついた。
僕は起き上がった。

そして何故か鏡の前に立った。
何故だろうか?

まるで、鏡に引きつられているような……
なんとも、地味で、普通な(個人的に思っている)自分の姿を見つめた。
…………………
自分を見たとこで、何も起こらない。
分かっているのに……





何故か鏡の前から離れたくなかった。
いや、正確には離れられなかった。
鏡に映る、もう1人の僕に触れた…………
と、その途端、鏡が光出した。
うわっ!まぶっ!!
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その後のことは、あまり覚えていない。
鏡が光り出して……
後は……なんだったか…
………く  sei……と くせ i…
…………………………………ん?

目の前には、見知らぬ男がいた。
赤髪の無造作な髪に、左目にハートのマーク。
制服らしき格好………

一体誰だ?





3話に続く

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