寮に帰って私はマサイについてりくに聞いてみた
りくー
ん?
りくは、パソコンをカチカチしながら
耳を傾けてくれた。
マサイってどんなやつ?
あー。マサイねえ
俺、中学から一緒だよ
マジで!
どんなやつだった?
私はりくの隣に座り私は真剣にりくを見た
(ちっ、近いな//)
///んー、良い人だったよ。
結構頭おかしくて天然かな?
なるほど。
やっぱ、変わったんだ。
ありがとよっ!
私はりくの肩をポンッと叩き私は外を出た
ん?快斗ー
「ガチャ」
(どうしたんだろ?
まあ、いっか)編集編集
私は401をノックした
「コンコン」
はーい
と、でてきたのは同じクラスのンダホ
お!快斗じゃん
どうした?
よっ!
あの、今空いてる?
うん、空いてるけど・・どうした?
ちょっと聞きたいことがあって
どうぞ!今ちょうど誰もいなくて寂しかったんだよね笑笑
上がって上がって!
おう。サンキュー
そして私は遠慮なく上がった
ここも、部屋の大きさはだいたい一緒でやっぱ寮にしては広い
おおお、なんかいろんなものあんだな。
まあ、7人もいれば個性でるよね笑
そうだよな(笑
あっ、あのさ
ん?
マサイの事についてちょっと聞きてえんだけど。
マサイねいいよ
(さすがンダホ)
ありがとう
私はひとつの机にひんやりとした麦茶まで用意してもらって
ちょこんと正座した。
お茶までわざわざありがとう
いいよ!いいよ!
あ、それで。
マサイはやっぱ天然で面白くて良い奴だったんだよね?
そうだよ!よく知ってるね~笑
なのに、あんなにグレちまったのは
やっぱり、リスナーとのトラブル?
まあ、それが6割くらいだろうね
6割?
後、4割はグループのことかな~?
なんかあったの?
まあ、慰めてるうちにマサイを俺らが傷つけてたみたいでさ、ある日シルクとマサイ喧嘩したんだよね
喧嘩か。
いつもと変わらない日
朝だったかな?
シルクがまた慰めた時マサイは泣き出したんだ
その朝の時。
マサイおはよう。
そろそろ動画始めねえか?
..。んっ。
マサイは涙がだんだん出てくる。
わかんねえのかよ..。
俺は動画するしかくなんてねえよ。
なんでだよ..。確かに大変な事をしちまった。でも、その子のためにも俺らが頑張らなくてどうすんだよ?
その子はマサイの頑張ってる姿が好きだったんじゃねえのか?
もう、うんざりなんだよ!!!!
動画も..お前らも..
マサイはそう言ってその日から学校も寮にも来なくなったそうだ。
そうな事あったんだ。
まあね、だから決めたんだよねマサイが戻ってくるまではYoutube活動休止って
そっかー、絶対に戻ってくるから。
俺に任せろ!
快斗協力してくれるの?
もちろん
ありがとう!
私は時計を見た
いっけね
風呂当番俺だ
私は麦茶を一気飲みした
ごちそうさま!
今日は、ありがとう
じゃあな!
おう!じゃあなー
「ガチャ」
私は急いで戻った
ただいまー!
ごめんな、りく!今から洗って入れるから・・
私はお風呂を確認すると風呂は満タンだった。
りく、入れてくれたの!?
うん。丁度編集も終わったし
暇だったから
りくはいつものスマイルで私にピースをむけた
(りくは、なんていい人なんだ..)
りくー!!
私はおもわず、りくにぎゅっとした
ぁッぇぇえ!?/////
(ハッハッハグ!?)
ありがとおおおお((
「ガチャ」
ただいまー
マホっちゃんは玄関から私たちの姿を見た。
おっ..お前ら、なにやってんの?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!