ジンは、今まで見たことのないような焦った顔をしていた。だが、それは皆同じだった。
~ニュース~
えー、また森付近では、狐の仮面が落ちており、多数の血の跡が発見されています。この事について、詳しく捜査していく模様です。
~準備完了~
~到着~
皆、言葉を失った。何故なら、昨日まであった森は、無残に焼き払われていてしまっていたのだから____。
その時、小さな声がした。
ユンギが行くと、そこには、大神さまとその下で踞るあなたの姿があった。
その時、大神さまの目から一粒の涙が零れた。
~病院~
先生「もう少し遅かったら、危ない状態でしたよ。」
先生「103号室です。」
皆、自然に早歩きで病室へと向かっていた。
ガラッ。
はい!今日は此処まで!最後まで読んで頂きありがとうございました!次回もお楽しみに!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!