第15話

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2020/10/04 12:40
数日後
貴方
貴方
あ!!!
特定できた!!
住所は……
やっと人の特定ができた。





これで誰が犯人か分かる。





一郎
一郎
!!
特定できたか!
貴方
貴方
うん!!
犯人は男性組で……
あたしは一郎にパソコンで犯人を説明した。
一郎
一郎
なるほどな…
大学生か……
貴方
貴方
どうするの…??
一郎
一郎
後は俺がなんとかする。
あなた、ありがとな。
貴方
貴方
あ、あたしも行く!!
一郎
一郎
いやいい。
これ以上危険を晒すのは…
貴方
貴方
大丈夫。
あたしはこれでもMCやってるから!!
一郎
一郎
心配なんだけどよ……
貴方
貴方
大丈夫だって!!













とある地下街


あたしは男装し、一郎と目的の場所へ向かった。








犯人
な、なんだよお前ら!!
一郎
一郎
お前か……
出会い系サイトで騙し取ってるのは!
犯人
か、関係ないだろ!!
礼央(貴方)
礼央(貴方)
関係ない??
ふざけんなよ!!
被害にあってる奴らがいるのに!!
犯人
テメェ…!!
ヴォォォン
一郎
一郎
ヒプノシスマイク を起動させたか……!
礼央(貴方)
礼央(貴方)
いけるよ!!
A.L catとしてな…!!
一郎
一郎
いくぞ!!
そしてあたしたちはヒプノシスマイクを起動させて
一郎
一郎
『ーーーーーー‼︎』
礼央(貴方)
礼央(貴方)
『ーーーーーー‼︎』
攻撃した.
犯人
うわぁぁぁぁぁ!!!
犯人たちは呆気なく倒された.

















銃兎
銃兎
おや……誰かと思ったら山田一郎と、あなたじゃないですか…
いや、礼央と言ったほうがいいですか.
礼央(貴方)
礼央(貴方)
よかった、銃兎さん来てくれて…
そのあと、警察を呼んで犯人を確保してくれた.
銃兎
銃兎
この事件結構難儀で……
最初からあなたを頼ればよかったのですね.
礼央(貴方)
礼央(貴方)
うーん……
なんだか複雑だけど役に立てて良かった……
一郎
一郎
じゃああなた、行くか。
礼央(貴方)
礼央(貴方)
うん!!
銃兎さん、あとお願いします!!
あたしと一郎は帰ることにした.












銃兎
銃兎
道理で左馬刻が不安になってたのが分かったな……
連絡しておくか。








萬屋ヤマダ
一郎
一郎
ありがとな!!
依頼者もこれで安心できるみたいだ。
貴方
貴方
よかった……
一郎
一郎
本当に助かった。
俺だけだったら解決できなかったからな.
貴方
貴方
あたしはただやることやっただけだよ……
一郎
一郎
本当にあなたはいい奴だな……
お礼しないとな…
貴方
貴方
いいよ!!
あたしがいつも助けられてるような感じだから…!!
逆にまたなんかあったら言って欲しいな…なんて…
一郎
一郎
…本当か?
貴方
貴方
え?
うん………
一郎
一郎
じゃあさ……
一郎はあたしに近づいてきた
一郎
一郎
一瞬だけでいいから…
俺の女になって。
ほんの少しでも…いいから。
貴方
貴方
へ…??
どういうこと…??
一郎
一郎
俺、ずっと前から言おうと思ってた。
あなたのことが好きだった
貴方
貴方
……あたしのこと??
一郎
一郎
本当は左馬刻に勝ってから告白しようと思ってた。
でも俺は負けた。あなたがあいつのこと好きなのも知って俺は諦めようとした。
でも、無理だった……
今でもお前のこと女として見てるから…
貴方
貴方
………
こんなに真剣な目をした一郎は初めて見た。




でもあたしは…
貴方
貴方
一郎のこと…お兄ちゃんみたいな感じでしか見てない……
ごめん……
でも…気持ちはすごい嬉しい…ありがとう…。
左馬刻さんが好きなんだ。
一郎
一郎
あぁ、分かってる。
あなたの気持ちが聞けて良かったぜ。
だから…今だけ俺の女になってくれ。
そういって一郎はあたしの髪の毛を指で絡ませた。
一郎
一郎
…綺麗な髪の毛してるな……
本当にあなたは可愛いな。
チュッ
一郎はあたしをキスをした。
貴方
貴方
っ……!!
一郎
一郎
わりぃな、ありがと。
また何かあったら連絡してな。
貴方
貴方
う、うん!!
ありがと!!
あたしは荷物を持って出て行った。
一郎
一郎
……これで良かったんだな……
あなた。

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