第12話

健人Side
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2018/02/26 11:15
姫が帰った後、俺らは少しだけ話し合った

その結果7時に勝利の家に行くことになった

そして、今、7時

勝利の家にいる

メンバー全員なんか思うような顔をしている

勝利「ねぇ、やっぱりあなた何かあったのかな…?」

チワワの様な目で上目遣いは反則だろ〜

風磨「でも、何があったんだよ」

「それ詳しく知りたいよねー」

マリウス「うーん…
今日のダンスの時さ、チラって顔みたらすごい辛そうな顔してたよ〜」

聡「あ〜してた
それとさ、暑いのに長袖だったし」

風磨「それ思った
あなたっていつも半袖だよな…」

みんな思い思い口に出して疑問をぶつけ合う

勝利「何か隠したいことがあるのかな…」

「ん〜…
皆が知られたくなくて隠したいことと言えば?」

風磨「俺は、いつどこでどうやって抜いてるか」

「風磨黙れ」

マリウス「抜くって何をー?」

聡「マリちゃんは知らなくていいよ」

マリウス「あ…うん
ボクはね〜、風邪引いたりした時かな〜」

勝利「あ〜
俺もそんな感じかな〜」

聡「俺も似てるけど、怪我したときとかかな」

「何かを庇うように踊ってる…
リハはいつもほとんど休憩しないのにしてた…
半袖なのに長袖…
知られたくないことがある…
ねぇ、これってさ…



姫、暴力受けてない…?」

良くない考えなのは分かってる

俺の個人的な意見

でも、そう考えるのが…普通なきがする…

風磨「…どーゆー事だよ」

「だから…
俺らの知らない間に暴力受けてる可能性は無いかな…って…」

勝利「例えそうだとしたら誰に?」

聡「この業界の人…?」

マリウス「親…?」

「姫って親戚の家に預けられたって聞いたけど」

風磨「本当の親は」

聡「いないってこと?」

マリウス「あなた君家族のことほとんど話さないからねぇ…」

勝利「…今からあなたの家行こう
それで、ちゃんと話してもらおうよ」

「でも、俺らの間違いだったら?」

勝利「その時はその時
とりあえず今はあなたの家、行こう」

「…わかった
俺の車で行こう」

俺らは全員であなたの家に向かった



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