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第15話

健人Side
風磨の後ろを俺らは歩いていった

そこで思った

酒の匂いが廊下まで漂っていること

あなたは、絶対酒を飲まない

その理由は知らないけど、俺らが飲んでても絶対にジュースかお茶

それに、俺らが飲んでる時もちょっと嫌な顔をするのに

そんな奴が酒の匂いを漂わせる程飲むか?

でも、理由はすぐわかった

風磨がリビングのドアを開けたらその匂いが倍になった

そして、リビングにはビールの缶やら何やらが散らかっていた

その中に、ソファーに寄っかかりながらこちらを見つめる男の人

誰だ

俺ら全員が思った

あなた「…帰れよ…」

あなたの声が小さく聞こえた

そんなに弱々しい声で言われても俺らの気持ちは動かないっつーの

「…とりま、換気しよう」

あまりの匂いに俺は耐えられなかった

しかも、未成年のマリウスがいる

換気しないと何も始まらない

男「あ、あなたのメンバー?」

風磨「そうですけど
あなた誰ですか?」

男「俺?
俺はあなた父親でーすw」

かなり酔っているのか、ふにゃふにゃな笑顔で返答した

それより…父親ってどーゆー事だ…?

勝利「あなた、父親って本当?」

あなた「…コクン」

あなたは俯いたまま頷いた

聡「…マリウス大丈夫…?」

未成年のマリウスを心配したのか、松島がマリウスに小さい声で聞いた

マリウスは大丈夫と、小さな声だけどちゃんとした声で答えた

「ねぇ、あなた
説明…してくれるよね?」

あなた「説明って?」

風磨「今日のこと」

あなた「…」

あなたが黙っていると、あなたの親父さんが声を出した

父親「あなたなんかやらかしたの?w
もしかして、殴られた所が痛くてリハに集中できなかったとか!?w」

あなた「黙れ!!」

殴られた所…ってやっぱりそうだったのか…

俺らは全員納得した

そして俺の予感は的中した

父親「また俺に逆らった
まだわかんないの?」

親父さんはビールのビンを持ちながらあなたに近づいて行った

あなたはかなり怯えていた

あなた「こっち来んな…
頼むからこれ以上やるな…」

父親「だって、俺に逆らったから
妹。危害加えたくないんでしょ?w」

あなた「…」

父親「お前は、俺に、従ってればいいんだよ…!!」

親父さんがそう言うとビールビンを持っていた手が上がった

あ、これあなたを殴るつもりだ…

やばい、でも、身体が動かない…

俺ら全員やばいとは思ったものの動くことができなかった

ひとり抜いて

ガシャン!

俺は、その光景を見て目の前が真っ白になった

あなた「っ!?」

父親「…はぁ…?」

あなたがなぐられる前に勝利があなたの前に立ってあなたの代りに勝利がビールビンで殴られた

あなたは、ビックリしすぎて固まってる

俺と風磨はメンバーが殴られた事で頭のどっかが切れたのか、俺は勝利、風磨はあなたの親父さんのところに向かって、対処した

風磨「てめぇ!!メンバーに何してんだよ!!」

聡「ちょ、風磨君!
暴力はダメだよ!」

「勝利!!おい、勝利!!」

マリウス「ボ、ボク救急車呼ぶね!!」

目の前で起こっていることは夢なのか…

夢であったら早く覚めてほしい…

こんな、勝利が血だらけなんて…

風磨「離せ松島!!
おい!てめぇいい加減にしろよ!!」

聡「風磨君!!ダメだって!!
殴ったら俺らも悪くなっちゃうよ!!」

マリウス「救急車呼んだよ!!
そ、それと一応警察も!」

「ありがとうマリウス!
じゃあ、洗面所からタオル持ってきて!」

マリウス「わ、わかった!」

勝利「っ…!
いったぁ…」

「勝利動くな!」

あなた「ご、ごめ…
俺が…俺…が…」

勝利「大丈夫大丈夫…」

それから5分後くらいには救急車と警察が家に来て、勝利はすぐに病院に

あなたの親父さんは警察に捕まった

部屋には
俺、風磨、あなた、聡、マリウス

が残った

風磨「…病院
行くぞ」

「そうだな…
勝利のところ行くぞ」

今、この状況を落ち着いて行動させるには俺らが落ち着いて行動しないと、下3人はパニックになるだろう

呆然としている聡マリを車に乗せ、座り込んでるあなたも風磨が肩を貸して車に乗せた

俺らは病院に着くまで一言も喋らなかった

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すずめ
すずめ
中学三年生という設定が大好きな人 作品に中学三年生が多くなるのはそのせいだ…
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