マネージャーから声をかけられたあと俺はあなたに声をかけた
「あなた!」
あなた「わっ!?」
肩を軽く叩いただけなのにすごい驚き
メンバーもそこにいたスタッフさんも全員驚いてる
「ご、ごめん…
脅かしちゃった?」
あなた「なんだ、勝利か…
ビックリさせんなよ…」(ボソッ
「ごめん…」
あなたは小声で言ったけど俺聞こえちゃった☆
あなた「こっちこそごめん…
で、何?」
「あ、そうそう!
このあと暇?」
あなた「え、あー…」
何かを考えるように目線を逸らした
そして
あなた「今日は、家帰らないと…」
悲しいような怒ったような顔をして言った
「そっか…」
あなた「ごめんね…
じゃあこれで」
「あ、うん」
メンバー「じゃあなー」
本当に絶対何かあったでしょ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!