那田蜘蛛山…どんな鬼がいるんだろう
分からないなぁ
十二鬼月だったりして
んー…どうだろうね、
僕はあなたの肩に乗ってるよ
はいはい…とっとと探すか…
それにしても…足元の蜘蛛うざいな…
鬼みーつけたっ…
ってあれは…金髪君…
蜘蛛に襲われてるし…
まぁ知ったことじゃないけど
なんだぁ?お前は
お前も蜘蛛の毒にやられて死ぬぜクッフ
毒…ねぇ…私にこの程度の毒は効かないよ
残念だけど…こんな毒…痛くも痒くもない
お前鬼なのか!
はぁ?鬼じゃないけど…
私を鬼と一緒にしないで…
雷の呼吸…弐ノ型稲魂
雷の呼吸壱ノ型霹靂一閃六連
ふーん…先に取られちゃったか…
まぁ次行こっと…
ぐぁあ!
次々…みーつけたっ…
岩の上に1人発見…
炎の呼吸壱ノ型不知火
死ね!死ね!死ね!
どいつもこいつも使えない!
!
うわっ!
糸がこっちに伸びてきた…
ふぅん…少しは面白いかもね
どうやって…ここまで…
蜘蛛人間倒し損ねてから来た
っ!
まぁいいや、さようなら
…死ねば…解放される…
水の呼吸…伍ノ型…干天の慈雨
十二鬼月がいるわ…気をつけて…
十二鬼月…私を殺してくれそうな鬼!
見つけた…やっと見つけた!
ザザザザザザザ
全力で走った…私を殺してくれそうな
鬼を見つけたから…何だかワクワクしてきたの
花札の…先に取られた…
俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!
あーあーあー…馬鹿だなぁ…
頸…斬れてないじゃん…
もういいよ…さようなら
血鬼術…殺目篭
あの子はもう動けない…という事は
私に順番が回ってきたってことだね
タッ…私は高く飛び
ついでに殺目篭を壊し鬼の目の前に着地した
まだいるの?いいよ、君も殺してあげる
ほんとに?嬉しいよ(ニコ
…きみ可愛いね僕の家族にしてあげるよ
……鬼と家族?馬鹿なこと言わないで…
殺すなら早く殺してよ…
!(間に合わない!)
君…なんだか嫌いだな…さようなら
血鬼術刻糸輪転
んー…私はこの技にしようかな
霞の呼吸壱ノ型垂天遠霞
…僕の頸が斬られた
なぁんだ…結局この程度か
……(相手は十二鬼月…しかもあなたは
柱じゃない…倒すのは難しいはず…
鬼殺隊に入ってからまだ日は浅い…)
そんでもって…よいしょっ!
私は鬼の子目掛けて刀を思いっきり投げた
ガキンッ
弾かれた
何してるんですか水柱さん
あらあら、鬼とは仲良く出来ないって
言ってたくせになんなんでしょうか?
そんなだからみんなに嫌われるんですよ
…走れるか炭治郎
妹を連れて逃げろ
俺は嫌われてない
ありがとうございます!
そうはさせないよ…
ドガッ
私は耳飾りの子を蹴飛ばした
すばしっこいなぁ…
本当は…使いたくないけど…
ザシュッ
あたしは自分の腕を斬った
ピタッ
ポタポタッ…
私の腕から血が流れてる
私の血で鬼は酩酊する…
いい匂いでしょう?
あなたまさか…
私は稀血の中でもさらに希少な稀血
鬼が食いつかないわけが無い…
…フゥ…フゥ…
伝令!伝令!
額に傷がある少年竈門炭治郎と
竹を加えた鬼の子竈門禰豆子を拘束し
本部に連れ帰れ!
ひなたのお願いなら仕方ない…
ひなたじゃなかったら頸斬ってたのに
まぁいいや、私の用は終わったし…帰ろ…
あなたも本部に連れていけ!
は?…なんで?
分からない…けどそう指示が出たから…
私は絶対行かない
何をグズグズしている、
お前が逃げるかもしれないからと
迎えに行くように言われた早く行くぞネチネチ
は、離してください…
っていうか降ろして!
うるさい黙れ
はぁ…
なんでお姫様抱っこなんてされないといけないわけ
派手派手言ってる人は私を担いでたのに…
諦めるしかないか…私は諦めた
着いたぞ
ん…
またここか…ここは前にも来た
御館様?がいる所
おぉ!来たのか!
あら、わざわざ御足労ありがとうございます
む!来たのか!
あらぁ!ようこそ!
あ、お姉さんだ、こんにちは
別に来たくて来てないし…
はぁ…なんで私が…
起きろ!柱の前だぞ!
あれ…鬼を連れた隊士…
彼は今から裁判を受けるんです
裁判…鬼を連れてたから
裁判を受けて当たり前だ…
いや、そんなことはどうでもいい
私はとりあえずここから消えたい
ついでに鬼の頸を斬りたい…
鬼がこの世にいるなんて…そんなことは
あっていい訳が無い…
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