産屋敷邸が襲撃された。
私は言葉も出なかった。
焼かれた屋敷の真ん中に奴はいた。
鬼舞辻無惨!
あれが鬼舞辻か!
地面に突如襖が現れ
それぞれが落ちていった。
1人…か…
私は1人にされた。
むしろそっちの方が都合がいいのかもしれない
さてさて…無惨をとっととみつけよう…
襖を切った先にいたのは
善逸と獪岳だった。
あなた…
獪岳…そんな悲しそうな顔しないで…
あなたちゃん…
獪岳、首飾り…ありがとう
そこの子がくれたんだよ…
だから、最後くらい…仲良くしてね…
私は部屋を後にした。
城内は騒がしかった。
死にたがりの小娘はお前か
鬼殺隊は負ける、完全体の私には
適わないのだ
ははっ…馬鹿だなぁ…
そんな事はわかってんだよ
それに私はもう死にたがりじゃない!
いつまでも過去に囚われていたお前がか!
笑わせるな!
お前を殺すことも
私にとっては大事なことだからな!
お前がいなければ母さんは…母さんは
死ななかったんだ!
地上に叩き出された。
だけど死んだ人達の意思も背負って
鬼舞辻無惨を倒すと決意した
お前のようなやつに何が出来る!
あたしは!命に変えてでもお前を倒す!
ここにいる人たちは死なせない!
死んでいいのは、ずっと死にたがってきた
私だけだ!
何馬鹿なこと言ってんだ
お前だって死んでいい人間じゃねぇだろ!
全員でこいつぶっ倒すぞ!
甘露寺さん!危ない!
きゃっ!ありがとう炭治郎くん!
私が弾いた鬼舞辻の攻撃が
恋柱の元へ飛んで行ったのだ。
竈門炭治郎はそれを防いだ。
危なかった。日の出まではあと少し。
最後の力を振り絞ってとどめを刺す
全員!自身の1番完成度の高い
技をだせ!
あと少しだぁぁぁああ!
行けるぞ!!
あと5分!
麗の呼吸!終ノ型!抹消殺鬼!
ぐぁああ…!
全員の技をひとつにする技。
鬼舞辻は…死んだ
ここにいる人達も瀕死上体
私はと言えば身体が、心が限界を迎えていた。
はぁ…もう…いいや…
よく頑張ったよ私…
私はそっと目を閉じた。
…き……お…ろ…起きろ
ん…
鬼舞辻は倒した…
お前のおかげだ
ありがとう!
多くの犠牲が出たが
これ以上被害が出ることはもうない
君が柱になってくれなければ
今頃俺達も死んでいた。
なぜ…柱になったことを…
お館様が俺達に伝えたんだ
鬼舞辻を倒すまでは黙っているようにと
言われていたがな
もう鬼舞辻はいません。
平和に暮らしていきましょう
今回痣が出た者がいると思う
その人達に伝えないといけないことがある
なんだァ
痣が出た者は…25歳になるまでに
死ぬと言われています…
痣…ですか
えぇ、竈門炭治郎、君もその1人だよ
額の痣、火傷だったのかもしれない。
だけどその濃さはもうただの火傷じゃ済まされない
いいんじゃない。死ぬのも
痣がでた、出てない関係なしに
僕達はやるべきことをやり遂げたから
後悔なく死ねるよ
うん…そうだね
これから先、俺たちは一般人と
同じ扱いになる。鬼殺隊はもう解散した。
だけど、いつまでも俺たちは仲間だ。
それは変わらない。困った時はお互い様だろ
そうだな
怪我をした時はいらしてくださいね
いつでも診察しますよ。
それと…今までごめんなさい
謝んなくていいよ
最後に私はこれまでのことを謝り、
皆とは和解した。
これから先、仲良くやっていこうと思う。
お久しぶりです。
完結です!雑ですみません(あせあせ
鬼滅の刃飽きてしまいまして…
最後の最後で雑に…今日まで見てくださった方々ありがとうございました!
違う作品の方も是非見てください!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。