(95話)
今日は学校は振替休日。
にも関わらず、私は電車に揺られている。
なぜなら…
in体育祭終了後
prrrrr…
着信…弔くんから…?
ピ.
ピ.
in現在
という訳だ。
弔くんや連合の皆に会えるのが嬉しくて堪らない。
もう…2ヶ月近く会っていないっけ?
電話をしていてもここまで笑みが溢れるのは連合の皆と話してる時くらいだと思う。
そのくらい…
連合の皆が大好き。
死柄木side
in体育祭終了後
体育祭が終わった事をテレビで確認し、あなたが家に着いたであろう頃合いを見計らって電話を掛ける。
drrrrr…drrrrr…drrrrr…dr
ピ.
あなたと電話が繋がったのは4コール目。
いつもなら1コール、遅くても2コール目で繋がるのに…
やっぱり体育祭が終わった後なだけあって忙しかったのだろうか。だとしたら申し訳無い…
あなたの声が聞こえ、現実へと戻る。
ピ.
あなたと会える。
それが凄く嬉しい。
嬉しくて堪らない。
あなたと話してる時が1番テンションが高い気がする。
そのくらい…
あなたが大好き。
p.s.
・本日にて活動再開です!2ヶ月ちょっと休ませて戴き、ありがとうございました🥰
・補足で、死柄木さんが最後に言っていた《あなたが大好き。》は今の所likeです🌸
・もしかしたら今後loveになるかも…?😍
・またね👋
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。