第4話

思い

979

2018/07/15 11:43

luz

あぁ…そう言うこと
つまり嫉妬だね笑

皐月

えっ？

luz

それ嫉妬や
だって他の子と行っちゃって寂しかったんやろ？
嫌だったんでしょ？

確かに嫌だったけど
私のそばにいて欲しかった…

皐月

うん…

luz

それは、嫉妬や…
俺も実は、今かなり嫉妬してるんだよねぇ

皐月

えっ？
なんで？

luz君が嫉妬なんて…

luz

俺ね
前からライブとか握手会とか毎回来てくれる子に恋をしてるんだよね笑
でもねその子…ね
本命の推しがいるんだよ…
その人は、僕より、かっこよくて
とても優しい人でファンも多いだ！
叶わないわけよ

luz君もそう思ったりするんだぁ…

皐月

その子って誰ですか？

luz

ﾊﾊ
秘密！

皐月

…そうですね
確かに嫉妬かも知れません…

luz

早く告白しなさいな！
何かあったらいつでも相談してきてな！

皐月

はい！
ありがとうございます!!

luz君って本当優しいな

皐月

あっ私そろそろ行きますね

luz

おぉ!!





そらるside

せっかくのチャンスこいつのせいで…
逃した…
皐月ちゃんに会いたい…
でも本当可愛いよな…
俺のタイプ
でもなんでまふばっかり会ってるんだよ！
おかしいだろ笑

？？？

ねぇ
聞いてる？

そらる

あぁ聞いてるよ

かっこ悪い
嫉妬なんて
そう言えばluzも言ってたっけ？
毎回来てくれる子が
そらるさん推しでって
皐月ちゃんの事かな？
でもluzガチで恋してるぞ
いつもその子の話する時めっちゃ嬉しそうだけど
俺のファンって言うたびに悔しそうな顔してるよな

？？？

ちょっとそらるさん！
聞いてるの！
さっきから、上の空じゃん！
もしかして私が居るのにあの子の事考えてるんじゃないでしょうね！

そらる

はぁ…
聞いてるよちゃんと
スイーツの話でしょ？
今度空いてたら食べに行こうな

あの子甘いの好きかな？
一緒に食べに行きたいなてか次の授業なんだっけ？
あぁ体育だった
保健室行こ…

そらる

悪ぃちょっと
気持ち悪いから
今から保健室行くわ

？？？

えっ？
大丈夫？
私も一緒に行くよ！

そらる

大丈夫
次の準備した方がいいよ！
だって次移動だろ？

？？？

あっ…
うんじゃぁ後でね！

そらる

おぉ!!

保健室にて…


ｶﾞﾗ

そらる

失礼します

先生

あれ？どうしたの？

そらる

ちょっと気持ち悪くて…
休みたいんですけど…

先生

大丈夫？
ちょっと横になりなさい

そらる

はい…

……

luz

そらるさんサボりですかー笑

そらる

この声…
luzか？

luz

そうやで！
あっさっき皐月ちゃんに会ったで！

そらる

はぁ？
なんで？

luz

ぶつかって怪我させちゃって〜

そらる

えっ？
大丈夫なのかよ！

luz

あぁ大丈夫！
ただの擦り傷やから！

そらる

お前…

luz

おっ！
怒った？

先生

ちょっとあなた達！
治ったなら授業行きなさい！

そらる

俺は、体調悪いから無理です…

先生

なら静かにしてなさい…

そらる

はーい…

luz

そらるさん
最後に聞いてもいい？

そらる

何？

luz

好きな子とか居る？

好きな子…

そらる

あぁ…居るよ…

luz

分かった笑
そしたら俺達ライバルだね笑

そらる

はぁ？
ライバル？
もしかしてお前…

luz

俺授業に戻りマース

先生

あら珍しいわね
頑張りなさい

luz

ありがとう
先生！

あいつまさか
皐月のこと
ならあの子って
皐月の事じゃ…

(luz)聞いてよ！
そらるさん！
俺好きな子出来たんだ！
その子そらるさんファンだけど
毎回来てくれてとっても可愛いだ！
次のライブとかも来てるかな〜
楽しみだな

(そらる)へぇ…

そらる

あいつに負けねぇように頑張らないとな…









……………………………………………………
ここからは、主の話

主

いやぁ
長かった…
出すの遅くなってすみません！
内容が、そんなに凝ってないのに
長くなりました！
すみません
これからも頑張りますので！
よろしくお願いします！

いいねして作者を応援しましょう！

111

第5話ライバル

皐月

ノンジャンル
ボカロ曲小説

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。