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第28話

北人side












壱馬くんは僕のことをバカにする訳でもなく、

話を真剣に聞いてくれた。



そして、こう言われた。





壱馬
壱馬
つらかったね、、、


そうやって言われた途端、

自分の中のなにかがプチンときれた。




さっきまでは頑張って声を
出さないようにしてたけど、

もう我慢できなくなった。






泣き叫ぶ僕を、

壱馬くんは抱きしめてくれた。




人に抱きしめられたことなんてない。

こんなに温かいんだ、、、



体温とかじゃない、新しい「温かい」を知った。





北人
北人
いじめられて泣いてても、誰もこんなふうにしてくれなかったっ…グスッ
発作起きても、誰も助けてくれなかったっ…グスッ
壱馬
壱馬
うんうん、、、
北人
北人
いつもひとりぼっちで、、、
寂しかった…グスッ、ヒクッ、


壱馬くんは、僕の背中をさすってくれた。





壱馬
壱馬
もうそんなこと忘れよ?ここの病院は、そんなことする人いないから…
みんな優しい人ばっかりだからね、、
もう怖くないよ。…
北人
北人
みんな、僕のこと叩かない、?
久しぶりに、ご飯、食べれる?
もう1人で苦しまなくていい…?
壱馬
壱馬
うん。全部。
なにも心配しなくて大丈夫だよ。
北人
北人
…フッ、グスッ、、
壱馬
壱馬
あのさ、
壱馬
壱馬
亜嵐先生と涼太先生には○○のこと言っていいかな?
北人
北人
でも、それが○○にバレたら…


そう、もし○○のことを
人に話してたことがバレたら、

本当に殺されちゃう、、、



先生に言ったら連絡されそうで怖い。


壱馬
壱馬
それは大丈夫。先生たちには、俺たち4人だけの秘密にしてって言っとく。
北人
北人
…分かった、


良かった。


なら、なら…

多分大丈夫だ。





北人
北人
なんで、
北人
北人
僕のこと嫌ったりしないの、?
なんで、叩かないでいてくれるの?
どうして、僕なんかのこと、、、
壱馬
壱馬
…大切な友達だから。
北人
北人
…ぇ、
壱馬
壱馬
今日会ったばっかりだけど、
俺の、大切な友達。いや、
壱馬
壱馬
今日から北人くんは、俺の家族!
北人
北人
え??
壱馬
壱馬
今日から家族でいいでしょ?



そんなこと言われたことなんてなくて、、、


嬉しくて嬉しくて、

嬉しいを超えたかもしれない。


嬉し泣きしたのなんて生まれて初めて、、、





北人
北人
今日から、壱馬くんの家族…?
壱馬
壱馬
うん!じゃあ今からは
「ほっくん」って呼ぶ!
北人
北人
じゃあ俺は、、、
「かず兄」って呼ぶ!



今日は、

人生で1番嬉しかった記念日だ…!