第5話

5話
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2020/03/04 03:55
颯太side
俺はいつも1人で学校に行ってる、
なぜならあなたと慧人が遅すぎて待てないから。
俺は朝強いから余裕やけど2人は違うらしい。
今日もいつも通りの時間に家を出て学校に向かう。
そしていつも通り1番乗りで教室に入った、
つもりやった。
颯太
え、
今日の教室はいつもこの時間におるはずのないやつの姿。
颯太
あなた、?
あなた

ん、、

あなたは机にうつ伏せになって寝てる、
颯太
あなたっ!
あなた

ん、颯太?おはよー

颯太
今日あなた早ない?
あなた

いや、昨日寝れなくて…

悩みでもあるんかな?
颯太
なんか理由でもあんの?
あなた

えっ、いや、別に?

あなた

たまたま昨日は寝れなかったの、

そう言って自分の髪を触るあなた。
あなたのこのくせ、嘘つく時にやるやつ。
確か昨日もやってたなぁ、
傘間違えて持ってきてたとき。
颯太
俺には嘘つかんといて
あなた

え?

颯太
なんか隠してることあるんやろ?
あなた

な、ないよ〜笑

そう言ってまた髪を触るあなた、
なんで俺に言ってくれへんのやろ…
今までやったらなんかあったらすぐに俺んとこ来てたのに。
慧人
おはよー!
うわ、来た慧人。
あなた

お、おはよー慧人

慧人
なんか2人とも暗くない??
あなた

そんなことないよー?

颯太
うん、普通。
慧人
そっか!よかった!
慧人そうが言った瞬間先生が入ってきた、
先生
はーい、みんな席つけー
その一言でみんな席についた。
と思った途端、急にあなたが席を立った。
慧人
あなた??
あなた

先生、保健室行ってきまーす

先生
お、おう
颯太
あなた、大丈夫…?
あなた

うん、ただのサボり笑

そう言って苦笑いしたあなたはそのまま保健室に向かって行った。
慧人
あなた…大丈夫かなぁ??
颯太
ちょっと後で見に行ってくるわ
慧人
じゃあ僕も行く!!
颯太
いや、慧人はいい
慧人
なんでぇぇ…

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